Microsoft SQL Server (以降、SQL Server) 製品に関するサポート提供期間、および提供内容の基本方針をまとめたものです。
1. サポート対象
2. サポート期間
3. サポートレベル
4. サポート契約の考え方
1. サポート対象
2. サポート期間
マイクロソフト社がサポート提供している期間中は、PP・サポートサービスを提供します。
マイクロソフト社のサポート終了後、PP・サポートサービスとしてのサポート終了日は未定です。
3. サポートレベル
SQL Server 製品の PP・サポートサービスでは、以下のサポートレベルがあります。
・ |
標準サポート |
・ |
延長サポート |
・ |
限定サポート |
マイクロソフト社サポートポリシー・期間に従い、PP・サポートサービスの標準サポートと延長サポートを提供します。
限定サポートについては、NEC保有技術でのみ対応します。
※ |
限定サポートの提供にあたって、PP・サポートサービス費用に変更はありません。
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各サポートレベルの主な対応内容は以下となります。
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標準サポート |
延長サポート |
限定サポート |
インフォメーションサービス (※1) |
○ |
○ |
○ |
レスポンス
サービス (※1) |
NEC保有技術での対応 |
○ |
○ |
○ |
マイクロソフト社へのエスカレーション |
○ |
○ (※3) |
× |
ライセンスサービス (※1) (※2) |
× |
× |
× |
マイクロソフト社
提供サービス |
セキュリティ更新プログラム提供 |
○ |
○ |
× |
セキュリティ以外の更新プログラム提供 |
○ |
× (※3) |
× |
※1 |
各サービス内容については、「PP・サポートサービスとは」をご覧ください。
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※2 |
SQL Server は無償でのバージョンアップを提供していません。
バージョンアップの際は、SQL Server ライセンスを新規購入いただく必要があります。
また、NEC サポートポータルから、リビジョンアップに必要なモジュールの提供は行いません。
マイクロソフト社 Web サイトからお客様にて更新プログラムをダウンロードいただく必要があります。
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※3 |
マイクロソフト社へのエスカレーションは可能です。
ただし、SQL Server 製品の新規不具合に起因すると判断された場合でも、マイクロソフト社から更新プログラムは提供されません。
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なお、マイクロソフト社のサポートポリシーについては、以下のマイクロソフト社ホームページをご覧ください。
また、マイクロソフト社における各 SQL Server 製品のサポート期間については、以下のマイクロソフト社ホームページをご覧ください。
4. サポート契約の考え方
(a) ご契約内容について
・ |
購入いただいたライセンス本数と同数の PP・サポートサービス契約が必要となります。
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・ |
CAL(Client Access License) についても購入いただいた本数と同数の PP・サポートサービス契約が必要となります。
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・ |
原則として、実際に利用するバージョン/エディションの PP・サポートサービス契約が必要となります。
※ 「(c) ダウングレード時のサポートについて」をあわせてご確認ください。
※ ご契約のないバージョン/エディションについては、PP・サポートサービスを提供できません。
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(b) サポート開始時期について
・ |
SQL Server 製品の PP・サポートサービス開始日は以下となります。
UL型番 |
SQL Server 製品納品日の翌月 1 日 |
SI仕入 (※1) |
他社仕入 |
PP・サポートサービス契約日の翌月 1 日 |
※1 |
EA契約による一括購入済みの SQL Server ライセンスを使用する場合は、PP・サポートサービス契約日の翌月 1 日となります。
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・ |
以下の点にご注意ください。
- |
SQL Server 製品納品時から PP・サポートサービス開始までに PP・サポートサービスの未契約期間があった場合
未契約期間分の PP・サポートサービスをご契約いただく必要があります。
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- |
一旦 SQL Server 製品の PP・サポートサービスを停止し、再開される場合
停止期間分の PP・サポートサービスをご契約いただく必要があります。
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(c) ダウングレード時のサポートについて
・ |
バージョンのダウングレードについて
バージョンのダウングレードを行った際の PP・サポートサービス契約は、原則として、実際に利用するバージョンでご契約いただく必要があります。
例えば、SQL Server 2014 を SQL Server 2012 へダウングレードして利用する場合は、SQL Server 2012 の PP・サポートサービス契約を締結いただく必要があります。
ただし、実際に使用する SQL Server バージョンと PP・サポートサービスのご契約が異なる場合は、以下をご連絡いただくことにより対応することが可能です。
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ダウングレード利用であること
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実際に使用する SQL Server バージョン情報
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※ |
バージョンのダウングレード利用を行っている場合、PP・サポートサービスを契約しているバージョンに関するお問い合わせには対応できません。
例えば、SQL Server 2016 の PP・サポートサービスを契約し、SQL Server 2014 へダウングレードして利用している場合、SQL Server 2016 に関するお問い合わせには対応できません。
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※ |
可能な限り、実際に使用する SQL Server バージョンの PP・サポートサービスをご契約ください。
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・ |
エディションのダウングレードについて
実際に使用するエディションで PP・サポートサービスをご契約いただく必要があります。
エディションをダウングレードしている旨をご連絡いただいても対応できません。
例えば、SQL Server 2016 Enterprise Edition の PP・サポートサービスを契約し、Standard Edition へダウングレードして利用している場合、Standard Edition に関するお問い合わせには対応できません。
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