VMware vCenter Serverのストレージ管理インターフェースであるVASA(vStorage API for
Storage Awareness)をサポートし、管理者にvCenter Serverを通じて、ストレージの構成
情報を提供するソフトウェアWebSAM Storage VASA Provider V1.3/V2.6.005/V2.7.005をリリース
します。
【重要】ご利用になるWebSAM Storage VASA Providerのバージョンについて
JRE(Java Run time Environment)のバージョンによりWebSAM Storage VASA Providerの
バージョンが異なるので注意をお願いします。
・JRE8(32ビット版)を利用する場合 V1.3/V2.6.005
・Oracle Java 11/OpenJDK 11以降を利用する場合 V2.7.005
ご利用になるWebSAM Storage VASA Providerのバージョンについて
Virtual Volume(VVOL)のご利用の有無によりWebSAM Storage VASA Providerの
バージョンが異なるので注意をお願いします。
・Virtual Volume(VVOL)を利用する場合 V2.6.005/V2.7.005
・Virtual Volume(VVOL)を利用しない場合 V1.3
・VASA Providerとは
VMware vSphere Storage APIs for Storage Awareness(VASA)は、vSphere/vCenterと
ストレージアレイ装置との緊密な連携を可能にするAPIです。
VASAにより、仮想化環境におけるインテリジェンスなストレージプロビジョニングが
可能になり、ストレージアレイ装置のトラブルシューティングやDistributed Resource
Scheduler(DRS)機能が強化されます。
NECは、VASA機能のサポートのため、vSphere/vCenterと連携するVASA Providerを提供
します。このVASA Providerは、本ページからダウンロード可能です。VASA Providerが
サポートするストレージベンダやモデルは、VMware Compatibility Guideに掲載されます。
【特徴】
WebSAM Storage VASA Providerが提供したストレージ情報は、仮想ディスクを配置する
データストアの構成情報として管理され、仮想マシンのサービスレベルに応じたデータ
ストアの配置を可能にします。
・データストアの情報として、ストレージの構成情報を表示
・仮想マシン作成時に、仮想マシンのサービスレベルに応じたデータストアの配置が可能
また、VMware vSphere 6.0より提供されるVMware vSphere Virtual Volumes機能を
サポートします。
【対象装置】
○V2.6.005/V2.7.005
iStorage M110、iStorage M120、
iStorage M310、iStorage M310F、
iStorage M320、iStorage M320F、
iStorage M510、iStorage M520、
iStorage M710、iStorage M710F、
iStorage M720、iStorage M720F
※ストレージ制御ソフト:0950以降
※FC/iSCSIのみ対応
○V1.3
iStorage M10e、iStorage M11e、
iStorage M100、iStorage M110、
iStorage M300、iStorage M310、
iStorage M500、iStorage M510、
iStorage M700、iStorage M710、
iStorage M5000
※ストレージ制御ソフト:0748以降
※FC/iSCSIのみ対応
【動作OS】
Windows Server 2012 Standard (SP 無)
Windows Server 2012 Datacenter (SP 無)
Windows Server 2012 R2 Standard (SP 無)
Windows Server 2012 R2 Datacenter (SP 無)
Windows Server 2016 Standard
Windows Server 2016 Datacenter
【必須プロダクト】
○V2.7.005
・Oracle Java 11/OpenJDK 11以降 *1
*1:Oracle Java 11/OpenJDK 11は64ビット版ですので、
必ず64ビットVASA Provider V2.7.005をご利用ください。
動作検証済み最新バージョンをご利用ください。
動作検証済みの最新バージョンよりも新しいJRE環境では
動作確認を行っておりませんので、正常に動作しない場合があります。
動作検証済み最新バージョン:
Oracle Java:11.0.7
OpenJDK :14.0.1
・WebSAM iStorageManager 注1
注1 対応バージョンは以下になります。
iStorage M110、M310、M310F、M510、M710、M710F:Ver10.2以降
iStorage M120、M320、M320F:Ver10.2以降
iStorage M520、M720、M720F:Ver12.2以降
・iStorage Virtual Volume
・VMware vCenter Server 6.0,6.5,6.7,7.0
・VMware vSphere PowerCLI 6.0以降
バックアップツール(OnlineBackup.bat)、
およびWebSAM Storage VMware vSphere Web Client Plug-inの
バックアップ機能をご使用の場合、VMware vSphere PowerCLI (6.0,6.3)/
VMware PowerCLI 6.5の導入が必要です。
PowerCLIの導入手順については
マニュアル「iStorage ソフトウェア バーチャルボリューム機能利用の手引」(IS069)の
「A.留意事項」を参照ください。
○V2.6.005
・JRE(Java Runtime Environment、32ビット版) *2
([ ]内は弊社動作検証済みの最新バージョンです)
- 8 update 25 以降[Update 251]
*2: 64ビット版OSにて運用される場合でも、JREは32ビット版を使用してください。
iStorageManager V10.2以降の媒体に同梱されているJavaは64bit版ですので、
VASA ProviderV2.6.005をご使用いただく場合はインストールしないでください。
JRE8 Update 141は、サポート対象外です。動作検証済み最新バージョン
をご利用ください。JRE8 Update141については、JREの不具合により
一部機能を利用できない現象が発生する可能性があります。
上記、動作検証済みの最新バージョン(上記の[ ]内)よりも新しい
JRE環境では動作確認を行っておりませんので、正常に動作しない場合が
あります。
また、検証済最新バージョンについては弊社でテストを行った結果を
記載しておりますが、お客様の環境において正常動作を保証するものでは
ありません。
・WebSAM iStorageManager 注2
注2 対応バージョンは以下になります。
iStorage M110、M310、M310F、M510、M710、M710F:Ver9.5以降
iStorage M120、M320、M320F:Ver10.1以降
iStorage M520、M720、M720F:Ver12.2以降
・iStorage Virtual Volume
・VMware vCenter Server 6.0,6.5,6.7,7.0
・VMware vSphere PowerCLI 6.0以降
バックアップツール(OnlineBackup.bat)、
およびWebSAM Storage VMware vSphere Web Client Plug-inの
バックアップ機能をご使用の場合、VMware vSphere PowerCLI (6.0,6.3)/
VMware PowerCLI 6.5の導入が必要です。
※PowerCLIをインストールした後、システムを再起動してください。
※VMware vSphere PowerCLI (6.0,6.3)/VMware PowerCLI 6.5の場合、
以下の手順で、Windows PowerShellのポリシーを設定してください。
詳細はPowerCLIのUser's Guideを参照してください。
1 PowerCLIコンソールウィンドウ(32-Bit)を、「管理者として実行」で起動します。
2 PowerCLIコンソールウィンドウ(32-Bit)において、
「Set-ExecutionPolicy RemoteSigned」を実行してください。
※VMware PowerCLI 6.5.1の場合、以下の手順で、Windows PowerShellのポリシーを
設定してください。詳細はPowerCLIのUser's Guideを参照してください。
1 Windows PowerShellコンソールウィンドウ(32-Bit)を、「管理者として実行」で
起動します。
2 Windows PowerShellコンソールウィンドウ(32-Bit)において、
「Set-ExecutionPolicy RemoteSigned」を実行してください。
※PowerCLIのサポートOS情報はPowerCLIのUser's Guideを参照してください。
※WebSAM Storage VMware vSphere Web Client Plug-inの
バーチャルボリューム管理画面での仮想マシンバックアップ機能を利用する場合、
VMware vSphere PowerCLI 6.0 Release 2以降を利用してください。
○V1.3
・JRE(Java Runtime Environment、32ビット版) *3
([ ]内は弊社動作検証済みの最新バージョンです)
- 8 update 25 以降[Update 144]
- 7 update 5 以降[Update 79]
*3: 64ビット版OSにて運用される場合でも、JREは32ビット版を使用してください。
iStorageManager V10.2以降の媒体に同梱されているJavaは64bit版ですので、
VASA Providerをご使用いただく場合はインストールしないでください。
JRE8 Update 141は、サポート対象外です。動作検証済み最新バージョン
をご利用ください。JRE8 Update141については、JREの不具合により
一部機能を利用できない現象が発生する可能性があります。
上記、動作検証済みの最新バージョン(上記の[ ]内)よりも新しい
JRE環境では動作確認を行っておりませんので、正常に動作しない場合が
あります。
また、検証済最新バージョンについては弊社でテストを行った結果を
記載しておりますが、お客様の環境において正常動作を保証するものでは
ありません。
・VMware vCenter Server 5.5(Enterprise Plusエディションのみに対応)
・WebSAM iStorageManager 注3
注3 対応バージョンは以下になります。
iStorage M10e、M100、M300、M500、M700、M5000:Ver7.4以降
iStorage M11e、M110、M310、M310F、M510、M710、M710F:Ver9.1以降
【提供方法】
本コンテンツ下部の「関連情報」のリンク(コンテンツID:
3140100917 )より
ダウンロードできます。
(ご利用するJREのバージョンにより、適切なモジュールを利用してください。)
ただし、コンテンツの閲覧にはNECサポートポータルへのログインが必要です。
【V2.6.005/V2.7.005の強化内容】
・以下の問題を修正しました。
- 複数のストレージ装置を登録している場合、VASA Providerの起動後に仮想マシンがinaccesibleの
状態になり、vSphere Web Clientから操作できなくなる場合があります。
- ストレージ制御ソフトの無停止アップデート後に、仮想マシンがinaccesibleの状態になり、
vSphere Web Clientから操作できなくなる場合があります。
【V2.7の強化内容】
・Oracle Java 11/OpenJDK 11に対応しました。
・同梱のApache TomcatをTomcat9.0.11にバージョンアップしました。
【V2.6の強化内容】
・vSphere6.7をサポートしました。
・以下の問題を修正しました。
- 大容量の仮想マシンのクローンが途中で止まる場合があります。
【V2.5.005の強化内容】
・iStorage M120/M320/M320Fに対応しました。
・オートデプロイ機能をサポートしました。
【V2.4.011の強化内容】
以下の問題を修正しました。
・大容量の仮想マシンのスナップショットリストアがタイムアウトで失敗します。
【V2.4.008の強化内容】
以下の問題を修正しました。
・仮想マシンのスナップショット作成がタイムアウトで失敗した後に、
同じ仮想マシンに対するスナップショット作成ができなくなる場合があります。
【V2.4.007の強化内容】
・VMware vSphere PowerCLI 6.5をサポートします。
【V2.4.006の強化内容】
・VMware vSphere 6.5をサポートします。
【V2.4の強化内容】
・仮想マシン ストレージポリシーでのバックアップポリシーに対して
バックアップ世代数を追加しました。
・Apache Tomcatを8.0.36へバージョンアップしました。
・WebSAM Storage VMware vSphere Web Client Plug-inとの連携機能を
追加しました。
【V2.3の強化内容】
・ディスクアレイ上のスナップショットの削除が完了していない場合に、
実施できなかった「スナップショットの作成」を、実施できるように
しました。
・仮想マシン(リンククローン(linked clone)で作成した仮想マシンを
除く)を複数削除するときに、タイムアウトを発生させないように
しました。
【V2.2の強化内容】
・iStorage Virtual Volume(バーチャルボリューム機能)に対応しました。
・iStorage M310F/M710Fに対応しました。
【V1.3の強化内容】
・iStorage M11e/M110/M310/M510/M710/M700/M5000に対応しました。
【V1.1.002の強化内容】
・Apache Tomcatを6.0.37へバージョンアップします。
【注意事項】
・Virtual Volumeを利用する場合は、WebSAM Storage VASA Provider V2.6/V2.7
(「マニュアル(V2.6/V2.7)」、「プログラム (V2.6/V2.7)」)をダウンロード
して、お使いください。
※WebSAM Storage VASA Provider V2.6/V2.7のインストール手順は、
それぞれのバージョンに対応した
IS069「iStorageソフトウェア バーチャルボリューム機能利用の手引」の
「2.2 VASA プロバイダのセットアップ」を参照してください。
・Virtual Volumeを利用しない場合は、WebSAM Storage VASA Provider V1.3
(「インストールガイド (V1.3) 」、「プログラム (V1.3) 」)をダウンロード
して、お使いください。
・Virtual Volumeを利用しない環境において、iStorage M310F/M710Fは
サポートしておりません。
・WebSAM Storage VASA Provider V1.1.001に同梱のApache Tomcat 6.0.35について、
複数の脆弱性情報が公開されています。
最新バージョンのWebSAM Storage VASA Provider V1.1.002以降をダウンロードして、
アップデートしてください。
・旧バージョンをご利用のお客様は、旧バージョンをアンインストールしてから
新バージョンをインストールしてください。
この場合でも、旧バージョンの各種設定は新バージョンへ引き継がれます。
※V2.6以前のバージョンからV2.7以降のバージョンへアップデートする場合は、
ユーザ設定情報の再設定が必要です。
前の設定情報を維持したい場合は
IS069「iStorageソフトウェア バーチャルボリューム機能利用の手引」の
「2.2 VASA プロバイダのセットアップ」を参照してください。
【補足情報】
本コンテンツ下部の「関連情報」のリンク(コンテンツID:
3140100917)に
アクセスできない場合は、以下を参照してください。
○PP・サポートサービスをご契約されているお客様
NECサポートポータルへログインの後、再度アクセスしてください。
○PP・サポートサービスをご契約されていないお客様
iStorage ソフトウェア製品をご利用の場合はPP・サポートサービスをご契約ください。
PP・サポートサービスの契約完了からサービス開始までの流れについては、以下を参照ください。
■
ご契約完了からサポートサービス開始までの流れ
それ以外の場合は、下記へ問い合わせてください。
件名にNECサポートポータルのコンテンツIDを記入してください。
なお、回答にはお時間をいただく場合がございます。
予めご了承下さいますようお願いいたします。
○契約、サービスに関するお問い合わせ
https://www.support.nec.co.jp/PSSupportAsk.aspx
お問い合わせ分類:ご契約内容について
件名:NECサポートポータルコンテンツに関する問い合わせ(コンテンツID:3140107898)
本文:
WebSAM Storage VASA Provider の最新版を要求します。
(ご利用するJREのバージョンにより、適切なモジュールのバージョンを指定してください。)
・対象バージョン :
・利用目的 :
・要求者情報
- 国名 :
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