ページの先頭です。
ここから本文です。

技術情報

RAID監視通報方式について

VMware ESXiにおいて後述のRAIDコントローラ、およびOSブート専用SSDボードをご使用されている場合、エクスプレス通報を行うためのRAIDコントローラのイベントは、WBEMプロバイダではなく、iLOからのSNMP Trapを使用します。(以降、iLOのSNMP TrapによるRAIDのエクスプレス通報をSNMP Trap監視と記載)
  • WBEMプロバイダは使用しませんので、VMware ESXi環境では「WBEMプロバイダのアンインストールの実施判断について」を確認してWBEMプロバイダをアンインストールしてください。
  • SNMP Trap監視では、エクスプレス通報サービス(MG)はVer3.7以上を、ESMPRO/ServerManager iLO搭載装置用 SNMP Trap向け通報テーブル(ilo_jp.mtb)はVer.1.6.1以上を使用してください。
    VMware ESXi搭載装置向け エクスプレス通報サービス(MG)関連モジュール(iLO、EXPRESSSCOPEエンジン、EMカード、iStorage/M・NASオプション向け共通)

  •  重要:以下のRAIDコントローラでFWが4.11以降が対象となります。
         N8103-189/190/191/192/193/194/195/196/201
         NE3303-190/191/201
        以下のRAIDコントローラは、FW依存はなく対象となります。
         N8103-238
         NE3303-238
        以下のOSブート専用SSDボードは、FW依存はなく対象となります。
         N8103-239
         NE3303-239

  • その他、本対応に伴うESMPRO/ServerManagerに関わる設定などの影響は「留意事項」を確認ください。

RAIDコントローラのFWバージョンの確認方法

  • ESMPRO/ServerManagerによる確認方法
    • ESMPRO/ServerManagerでiLO監視登録済みのサーバは、ESMPRO/ServerManagerの構成情報ツリー
      ストレージ - コントローラ - 対象のRAIDコントローラを選択 - 一般情報
  • iLO Webインターフェースによる確認方法
    • ファームウェア & OSソフトウェア - ファームウェア
    • システム情報 - ストレージ - 対象のRAIDコントローラを選択 - コントローラ詳細

WBEMプロバイダのインストール確認方法

  • コマンドによる確認方法
    • VMware ESXi6.5、6.7の場合
      # esxcli software vib list | grep -i smx-provider
    • VMware ESXi7.0の場合
      # esxcli software component get -n smxProvider

WBEMプロバイダのアンインストールの実施判断について

  • アンインストールが必要
    • 対象のRAIDコントローラ、または、OSブート専用SSDボードをご使用の場合
    • RAIDコントローラ FW 4.11以降を適用された場合
    • Starter Pack Version S8.10-010.01以降、または、S8.80-005.01以降を適用された場合
  • アンインストールは不要
    • VMware ESXi6.5、6.7、7.0、7.0u1、7.0u2をご使用で、Starter Pack Version S8.10-010.01未満、または、S8.80-005.01未満を適用された場合、かつ、RAIDコントローラ FW 4.11未満を適用された場合、WBEMプロバイダを使用します。
    • 新規にVMware ESXi7.0u3以降をインストールされた場合、WBEMプロバイダはインストールされていません。
      WBEMサービスの起動は必要となりますので、「WBEMプロバイダのアンインストール手順」の手順3、4を除いて実施してください。

WBEMプロバイダのアンインストール手順

  1. VMware Host Clientを起動します。管理者権限のあるユーザーでESXiに接続し、ESXiをメンテナンスモードに切り替えます。
    メンテナンスモードへの切り替えは、VMware Host ClientでESXiに接続し、[ナビゲータ]の中の[ホスト]を右クリックして、[メンテナンス モードへの切り替え]をクリックします。
  2. ダイレクトコンソールの画面でTroubleshooting Optionsを選択します。
    ダイレクトコンソールまたはSSHによるESXi Shellへのアクセスを有効にし、管理者権限のあるユーザーでESXi Shellにログインします(ダイレクトコンソール画面でESXi Shellにログインをする場合は[Alt] + [F1]キーを押します)。
  3. 以下のコマンドを実行し、WBEMプロバイダをアンインストールします。
     # esxcli software vib remove -n smx-provider
  4. rebootコマンドを実行し、サーバを再起動します。
  5. ESMPRO/ServerManagerによるESXiの監視登録のため、以下のコマンドを実行してWBEMサービスを起動します。
     # esxcli system wbem set --enable true
    ※WBEMサービスを起動することで、sfcbd、openwsmanも起動されます。
     これらが起動されていない場合、ESMPRO/ServerManagerでのサーバ登録ができません。
     なお、以下のコマンドにより、sfcbd、openwsmanが起動されたことを確認できます。
      /etc/init.d/sfcbd-watchdog status
      /etc/init.d/wsman status
  6. ダイレクトコンソールの画面でTroubleshooting Optionsを選択し、ESXi Shellのアクセス設定を元に戻します。またVMware Host ClientでESXiに接続し、メンテナンスモードを解除します。

留意事項

  • WBEMプロバイダ アンインストールによる影響
    • ESMPRO/ServerManager
      ESMPRO/ServerManagerのRAIDシステム管理機能は使用しません。
      対象のサーバをESMPRO/ServerManagerで登録する場合、RAIDシステム管理機能を「無効」に設定してください。
    • vSphere Client
      「ハードウェア健全性」での「ストレージセンサー」情報が表示されなくなります。
      また、下記警告が表示されます。
       --------------------------------------------------------------------------
       Small Footprint CIM Broker Daemon (SFCBD) が実行されていますが、
       データが報告されていません。
       使用しているストレージ アダプタに対応する CIM プロバイダを
       インストールしなければならない可能性があります。
       --------------------------------------------------------------------------
      ストレージの健全性は、次のいずれかの情報を参照してください。
      • iLO Webインターフェースのストレージ情報(システム情報 - ストレージ)
      • ESMPRO/ServerManagerでiLO監視登録済みのサーバは
        ESMPRO/ServerManagerの構成情報ツリーのストレージ配下の情報
  • SNMP Trap監視への変更に伴う影響
    • iLO搭載装置のエクスプレス通報サービス(MG)では、SNMP Trap監視、またはIML監視が選択可能です(エクスプレス通報サービス(MG)の受信情報設定ファイルで選択します)が、IML監視を選択すると、RAIDコントローラ、およびOSブート専用SSDボードの障害通報は、EXPRESS通報サービス(MG)では通報されません。
      起動の失敗などの障害発生時には、iLO5 WebUI(IMLログ)もしくはESMPRO/ServerManager(アラートビューア)でご確認いただき、保守部門へのご対応(ご連絡)をいただく必要があります。

VMware ESXiの他、WindowsやLinuxの複合環境でエクスプレス通報サービスを利用されるお客さまへ

  • WindowsまたはLinuxの管理対象サーバのエクスプレス通報サービスは、ESMPRO/ServerAgentServiceおよびエクスプレス通報サービス(モジュール)で実現します。
    VMware ESXi環境同様に、ESMPRO/ServerManagerを経由して監視センターへの通報集約をされたい場合、管理対象サーバがWindowsまたはLinux環境の場合は、WebSAM AlertManagerをご購入ください。
    <参考>
     NEC エクスプレス通報サービス ご利用の手引き
     ④関連ソフトウェアの準備
      (4) ESMPRO/SAからSM経由の集約通報で、OSがWindows系の場合
      (5) ESMPRO/SAからSM経由の集約通報で、OSがLinux系の場合

製品名カテゴリ

R120h-1M
R120h-2M
R120h-1E
R120h-2E
T120h
R110j-1
R120h-1M (2nd-Gen)
R120h-2M (2nd-Gen)
R120h-1E (2nd-Gen)
R120h-2E (2nd-Gen)
T120h (2nd-Gen)
R110j-1 (2nd-Gen)
R120h-1M (3rd-Gen)
R120h-2M (3rd-Gen)
R110j-1M
R120h-1E (3rd-Gen)
T120h (3rd-Gen)
R120h-2E (3rd-Gen)
R120i-1M
R120i-2M
A5010E-2
A5010E-2 v2
A6010E-2

対象製品

品名: RAIDコントローラ(RAID 0/1)
型番: N8103-189
品名: RAIDコントローラ(2GB, RAID 0/1/5/6)
型番: N8103-190
品名: RAIDコントローラ(4GB, RAID 0/1/5/6)
型番: N8103-191
品名: RAIDコントローラ(RAID 0/1)
型番: N8103-192
品名: RAIDコントローラ(2GB, RAID 0/1/5/6)
型番: N8103-193
品名: RAIDコントローラ(4GB, RAID 0/1/5/6)
型番: N8103-194
品名: RAIDコントローラ(RAID 0/1)
型番: N8103-195
品名: RAIDコントローラ(4GB, RAID 0/1/5/6)
型番: N8103-196
品名: RAIDコントローラ(2GB, RAID 0/1/5/6)
型番: N8103-201
品名: RAIDコントローラ(8GB, RAID 0/1/5/6)
型番: N8103-238
品名: 480GB OSブート専用SSDボード (RAID 1)
型番: N8103-239
品名: RAIDコントローラ(2GB, RAID 0/1/5/6)
型番: NE3303-190
品名: RAIDコントローラ(4GB, RAID 0/1/5/6)
型番: NE3303-191
品名: RAIDコントローラ(2GB, RAID 0/1/5/6)
型番: NE3303-201
品名: RAIDコントローラ(8GB, Tri-mode, 32レーン)
型番: NE3303-238
品名: 480GB OSブート専用SSDボード (RAID 1)
型番: NE3303-239
  • コンテンツID: 3140108419
  • 公開日: 2021年12月13日
  • 最終更新日:2022年05月09日

アンケート

サポート情報充実のためアンケートにご協力をお願いいたします。



コメント欄:
ここからページ共通メニューです。 ページ共通メニューを読み飛ばす。
ページ共通メニューここまで。