詳細
2015年7月1日に挿入されるうるう秒の影響と対策についてお知らせいたします。
【参考】「うるう秒実施に関する報道発表がありました。」
http://www.nict.go.jp/press/2015/01/16-1.html
NTPに同期している場合にうるう秒を挿入したタイミングで、稀にCPU使用率が高くなったまま再起動するまで下がらない等、予期せぬ影響がでることがよく知られています。
回避策
UNIVERGE SG3000, SG3600, InterSecVM/SGでは、以下の対策①、対策②のいずれかの対応にて本問題を回避することが可能です。
【対策①】
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24時間前までにNTPを停止、うるう秒挿入後NTPを起動する
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手順
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NTPの停止方法(必ず24時間前までに実施ください)。
コンソール、もしくはSSH接続で、下記コマンドを実行する。
コンソールの場合はログイン後rootユーザに切り替えてください。
#service ntpd stop
※ntpサービスが停止したか「#service ntpd status」で確認可能です。
※停止中はManagementConsole上のNTPの設定は行わないでください。
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NTPの起動方法(うるう秒挿入のちに実施ください。)。
コンソール、もしくはSSH接続で、下記コマンドを実行する。
コンソールの場合はログイン後rootユーザに切り替えてください。
#service ntpd start
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【対策②】
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パッチを適用する。SG3600 v6.2の場合はNTPの設定を変更する。
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手順
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a.下記のパッチを適用ください。
UNIVERGE SG3000、SG3600、InterSecVM/SG】ntp脆弱性に対するパッチモジュール
※アクセスするにはログインが必要となります。
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b.NTP設定変更方法
※本手順はSG3600 v6.2の場合にのみ必要です。対象機器の製品名、バージョンはManagemntConsoleのトップ画面に記載があります。
コンソール、もしくはSSH接続で、下記コマンドを実行する。
コンソールの場合はログイン後rootユーザに切り替えてください。
1.slewモード実行への変更
/etc/sysconfig/ntpdファイル中のOPTIONSパラメータの先頭に
「-x」を追加してください。
「OPTIONS="-x -u ntp:ntp -p /var/run/ntpd.pid -g"」
2.カーネルによる時刻調整機能の無効化
/etc/ntp.confファイルに以下の行を追加してください。
「disable kernel」
3.NTPの再起動
コンソール、もしくはSSH接続で、下記コマンドを実行する。
#service ntpd restart
※うるう秒実施時刻を経過するまでは、ManagementConsoleの
基本設定の同期するNTPサーバの設定は行わないでください。
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対象機器
UNIVERGE SG3000LJ
UNIVERGE SG3000LG
SG3600LJ (UL4509-001)
SG3600LG (UL4509-002)
SG3600LJ-H (UL4509-011)
SG3600LG-H (UL4509-012)
SG3600LJ-HP (UL4509-021)
SG3600LG-HP (UL4509-022)
SG3600LJ R14 (UL4509-101)
SG3600LG R14 (UL4509-102)
SG3600LJ-H R14 (UL4509-111)
SG3600LG-H R14 (UL4509-112)
SG3600LJ-HP R14 (UL4509-121)
SG3600LG-HP R14 (UL4509-122)
SG3600LJ R14 (UL4509-201)
SG3600LG R14 (UL4509-202)
SG3600LJ-H R14 (UL4509-211)
SG3600LG-H R14 (UL4509-212)
SG3600LJ-HP R14 (UL4509-221)
SG3600LG-HP R14 (UL4509-222)
InterSecVM/SG V1 for VMware (UL4533-001-I)
InterSecVM/SG V1 for VMware複数用 (UL4533-011-I)
InterSecVM/SG V3.0 for VMware (UL4533-101-I)
InterSecVM/SG V3.0 for Hyper-V (UL4533-102-I)
InterSecVM/SG V3.0 for VMware複数用 (UL4533-111-I)
InterSecVM/SG V3.0 for Hyper-V複数用 (UL4533-112-I)
InterSecVM/SG V3.1 for VMware (UL4533-201-I)
InterSecVM/SG V3.1 for Hyper-V (UL4533-202-I)
InterSecVM/SG V3.1 for VMware複数用 (UL4533-211-I)
InterSecVM/SG V3.1 for Hyper-V複数用 (UL4533-212-I)