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お知らせ

【Zabbix】ValueCache機能を有効にしているときの問題点について

問題点

ZabbixV2.2からValueCache機能という、トリガーの条件式や、計算アイテム、マクロ などをより高速に処理する機能が追加されました。 ZabbixV2.2系では、ValueCacheがデフォルトで有効になっており、以下の問題点が あります。 ・ログが大量に出力される  一旦キャッシュが枯渇すると、Zabbixのログ(/var/log/zabbix/zabbix_server.log)  に以下のログが出力され続けます。 value cache is fully used: please increase ValueCacheSize configuration parameter ・キャッシュを一旦使い切ると正しくキャッシュが使われない  一旦キャッシュを使い切ると枯渇したというフラグが立てられ、負荷が下がった  場合もこのフラグが変わらず、キャッシュはリリースされない状態が発生します。  サーバを再起動しない限り、キャッシュはリリースされず、正しくValueCacheが  機能しないことがあります。

対象バージョン

Zabbix 2.2.X

対策

ミラクル・リナックス社のMiracle ZBXでは、V2.2系のValueCacheを使用しないことを 推奨しています。 対策は以下(2通り)に記載しますので、適宜ご対応お願いいたします。 ・V3.0以降にバージョンアップを行う ・ValueCacheを無効化する  ValueCacheを使用しない設定(無効化)する方法は、以下の設定ファイルに  「ValueCacheSize = 0」を追記してサービスを再起動してください。  ※ただし、2.2.7 - 2.2.9 に関しては0に設定すると正常起動しなくなります。   ZBX-2.2.9-2にて修正済みです。 【設定ファイル】  /etc/zabbix/zabbix_server.conf 【追記内容】  ValueCacheSize = 0

製品名カテゴリ

ZABBIXサポートサービス

  • コンテンツID: 3010101913
  • 公開日: 2016年10月14日
  • 最終更新日:2016年10月14日
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