公開日:2010年11月08日
本ページでは、Express5800シリーズ上で動作する Windows Server 2008 Hyper-V (以下、"Hyper-V"と略します) および Windows Server 2008 R2 Hyper-V(以下、"Hyper-V 2.0"と略します)において、IntelLAN のチーミング機能をご使用になる際にご注意いただきたい情報について公開しています。ご利用いただいているモデルに関する情報をよくご確認の上、ご使用ください。
サポート対象のモデル
Express5800シリーズでは、以下のモデルから Hyper-V、Hyper-V 2.0 上の IntelLAN チーミング機能をサポートします。
モデルによっては、ドライバをダウンロードしていただく必要があります。下記一覧を参照のうえ、必要なドライバをダウンロードしてください。
また、2010年11月以降に出荷を開始するモデルにおいては、基本的に出荷当初から Hyper-V、Hyper-V 2.0 をサポートします。
スタンダードラックサーバ
モデル |
対象LAN |
対応時期 |
ドライバの入手情報 |
R120a-1R120a-2 |
標準搭載LANN8104-121/122 |
2009年12月 |
[download] |
N8104-125/125A/126 |
2010年8月 |
R120b-1R120b-2 |
標準搭載LANN8104-121/122/125/125A/126 |
2010年8月 |
EXPRESSBUILDER内のドライバにて対応 |
R140b-4 |
標準搭載LANN8104-121/125A/126 |
2010年8月 |
EXPRESSBUILDER内のドライバにて対応 |
R110c-1 |
標準搭載LANN8104-122/125A/126 |
2010年10月 |
EXPRESSBUILDER内のドライバにて対応 |
スタンダードタワーサーバ
モデル |
対象LAN |
対応時期 |
ドライバの入手情報 |
T120a-ET120a-M |
標準搭載LANN8104-121/125/125A/126 |
2010年8月 |
[download] |
T120b-ET120b-M |
標準搭載LANN8104-121/125/125A/126 |
2010年8月 |
EXPRESSBUILDER内のドライバにて対応 |
Gモデル
モデル |
対象LAN |
対応時期 |
ドライバの入手情報 |
GT120a |
標準搭載LANN8104-121/125/125A/126 |
2010年8月 |
[download] |
GT120b |
標準搭載LANN8104-121/125/125A/126 |
2010年8月 |
EXPRESSBUILDER内のドライバにて対応 |
ECO CENTER
モデル |
対象LAN |
対応時期 |
ドライバの入手情報 |
E120b-1 |
標準搭載LANN8104-122/125A/126 |
2010年10月 |
EXPRESSBUILDER内のドライバにて対応 |
SIGMABLADE
モデル |
対象LAN |
対応時期 |
ドライバの入手情報 |
B120aB120a-dB120bB120b-dB120b-Lw |
標準搭載LANN8403-017/020/021/022/035 |
2010年10月 |
[download] |
B120b-h |
標準搭載LANN8403-017/020/021/022/035 |
2010年10月 |
[download] |
インストール手順
ドライバ添付のドキュメント、または、EXPRESSBUILDER に同梱されたドキュメントをご参照ください。
注意事項
ご使用前に、必ずお読みください。
Hyper-V、Hyper-V 2.0 共通
- Intel® PROSet で作成したチーミングアダプタを Hyper-V にバインドする場合、バインド設定後に、必ず、システムを再起動してください。
- ALB (Adaptive Load Balancing) に設定したチーミングアダプタをHyper-Vにバインドする場合、RLB (Receive Load Balancing(受信負荷分散)) 機能はご使用できません。
以下の手順で、Hyper-V にバインドする前に RLB機能を無効にしてください。
- [サーバー マネージャ] から [デバイスマネージャ] を開きます。
- [ネットワークアダプタ] 配下の該当チーミングアダプタを右クリックし、 [プロパティ] を開きます。
- [詳細設定] タブを選択し、リスト内の「受信負荷分散」を「無効」に変更します。
- [OK] をクリックします。
- システムを再起動します。
Hyper-V
- Intel PROSet で作成したチーミングアダプタを Hyper-V にバインドした際に、新規に作成された仮想ネットワークアダプタの [Microsoftネットワーク用クライアント] を有効にできないことがあります。必ず、以下の手順で、Hyper-V にバインドしてください。
- [コントロールパネル] -> [ネットワークと共有センタ] -> [ネットワーク接続と管理] を開きます。
- 該当チーミングアダプタを右クリックし、[プロパティ] を開きます。
- [ネットワーク] タブを表示し、すべてのプロトコルのチェックを外した後、[OK] をクリックします。
- 該当チーミングアダプタを Hyper-V にバインドします。
- 手順 1、2 と同様にして、Hyper-V にバインドしたことにより新規に作成された仮想ネットワークアダプタの [ネットワーク] タブを表示し、該当のプロトコルのチェックを付けた後、[OK] をクリックします。