更新日:2013年7月5日
10GBASE接続基本ボード(SFP+/2ch)「N8104-128」使用時の注意について記載しています。
対象装置
各装置のシステム構成ガイドにて、10GBASE接続基本ボード(SFP+/2ch) N8104-128が搭載可否をご確認下さい。
対象OS
- Windows Server 2008 (32Bit)
- Windows Server 2008 (64Bit)
- Windows Storage Server 2008
- Windows Server 2008 R2
- Windows Storage Server 2008 R2
Jumbo Packetについて
Flow Controlの設定がDisabled以外の場合は、Jumbo Packetの値を4000byte以下に設定することを推奨します。
Jumbo Packetを推奨値より大きな値に設定すると、通信性能が低下する場合があります。
チーミングについて
Broadcom Advanced Control Suite(BACS)上でN8104-128を使用してチームを設定する場合、下記の組み合わせのみサポートしています。
- N8104-128での組み合わせ
- N8104-128とN8104-137またはN8104-142の組み合わせ
Windows Storage Server 2008 R2エラー画面について
iStorage NS シリーズをお使いの場合、LANドライバの再セットアップやアップデート後に再起動すると、次回のログオン時に以下のタイトルのエラーが表示される場合がありますが、システム運用上問題はありません。
それぞれの対処を行ってください。
エラー内容 | アサートに失敗しました |
対処 | [中止] ボタンをクリックして「初期構成タスク」を終了してください。 |
エラー内容 | スクリプトエラー |
対処 | [いいえ] ボタンをクリックし、「管理者メニュー」画面の右上の [×] ボタンをクリックして、「管理者メニュー」を終了してください。 |
イベントログについて
以下のイベントが登録される場合がありますが、システム運用上問題ありません。
(1) LANドライバインストール時またはOSの再起動時にエラーログが登録される
Windows Server 2008(32Bit/64Bit) Service Pack1またはWindows Storage Server 2008 Service Pack1でScalable Networking Pack(SNP)を有効にしている場合、Windowsログに以下のエラーログが登録される事がありますが、システム運用上問題ありません。なお、SNPを使用する場合はService Pack2へのアップデートを推奨します。
登録先 | システムイベントログ |
ソース | ebdrv |
種類(レベル) | エラー |
イベントID | 15 |
説明 | um_bdrv.c xxxx (chain_cnt >= pdev->interrupt_info.dynamic_affinity_rss_chain_cnt) : An assertion happened. Please note provider of this module. |
SNPの設定については以下のWebサイトを参照してください。
http://support.express.nec.co.jp/care/techinfo/snp.html
(2) BACSでチームを削除時にエラーログが登録される
BACSでチームを削除した場合、Windowsログに以下のエラーログが登録される事がありますが、システム運用上問題ありません。
登録先 | システムイベントログ |
ソース | ebdrv |
種類(レベル) | エラー |
イベントID | 15 |
説明 | lm_sp.c xxxx (ECORE_SUCCESS != ecore_status): An assertion happened. Please note provider of this module. |