最新更新日:2015年01月05日新規掲載日:2014年01月09日
日頃は、ビジネス向けExpress5800シリーズ/iStorage NSシリーズ製品をご愛用いただき、誠にありがとうございます。
オラクル コーポレーション社が2014/1/14より提供を開始したJava7 Update 51において、JavaアプレットおよびJava Web Startから起動されるJavaアプリケーションが正常に起動されない現象が発生する可能性があります。
Express5800シリーズ/iStorage NSシリーズに標準で搭載・添付している以下の製品および機能におきましても、Java7 Update 51の影響を受ける可能性があるため、本内容をご確認のうえ、Java7 Update 51を適用いただけますようお願いいたします。
Java7 Update 51の影響を受ける可能性のある製品および機能
- EXPRESSSCOPEエンジン
Webブラウザからのアクセスによるサーバパネル、IPMI情報の表示およびリモートKVMコンソール/リモートメディア機能。
- EXPRESSSCOPEエンジン2
Webブラウザからのアクセスによるサーバパネル、IPMI情報の表示およびリモートKVMコンソール/リモートメディア機能。
- EXPRESSSCOPEエンジンSP2
WebブラウザからのリモートKVMコンソール/リモートメディア機能。
- EXPRESSSCOPEエンジン3
WebブラウザからのアクセスによるIPMI情報の表示、アップデート機能およびリモートKVMコンソール/リモートメディア機能。
- EXPRESSSCOPEエンジン3 ft
WebブラウザからのアクセスによるIPMI情報の表示およびリモートKVMコンソール/リモートメディア機能。
- ESMPRO/ServerManager Ver5以降
Webブラウザからの操作全般。
(注意・補足)
- 上記の何れも、操作を行うWebブラウザ上で問題が発生します。
- オプション製品に関しましては、各製品のサポート窓口にてご確認ください。
Java7 Update 51により発生する事象および背景
Java7 Update 51では、信頼出来る認証局の署名付きJARおよびマニフェストファイルへの”Permissions”属性の付与がJavaプログラムの必須要件に変更されます。その結果、当該要件を満たしていないJavaプログラムは実行できなくなる可能性があります。
詳細は、オラクル コーポレーション社の公開情報を参照下さい。
Java7 Update 51により発生した事象の回避方法
Java7 Update 51より導入されたセキュリティ設定の「例外サイト・リスト」に、該当のJavaアプレットおよびJavaアプリケーションのダウンロード先のIPアドレス(EXPRESSSCOPEエンジンやESMPRO/ServerManagerなどにアクセスするときのIPアドレス)を登録して従来のセキュリティチェックを実施させることでこれらを起動させることができます。
詳細は、以下の設定手順書を参照ください。
更新履歴
2015年
01月05日 | Express5800シリーズ / iStorageNSシリーズ Java7 Update51以降適用時の例外サイト設定手順書 更新 |
2014年
01月21日 | Express5800シリーズ / iStorageNSシリーズ Java7 Update51以降適用時の例外サイト設定手順書 公開 |
01月09日 | 新規掲載 |