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お知らせ

[WebOTX] 統合運用管理ツールにおけるプロセスグループ配下のノードの表示不正の問題と対策について

概要

統合運用管理ツールで、プロセスグループのノードの下に 配備したアプリケーションの情報を表示する機能を有効にしている場合(既定で有効)、 プロセスグループ配下のノードの表示が不正になります。 また、この機能を無効にするよう設定を変更しても、変更が反映されません。


影響のある製品

  • WebOTX Administrator V9.2~V9.4

詳細

WebOTX Administrator V9.1までの統合運用管理ツールでは、 配備したアプリケーションに対するTPシステムの設定情報を 「アプリケーション」ノードの下の 「WebOTX Java EEアプリケーション」ノード配下に表示していました。

WebOTX Administrator V9.2以降の統合運用管理ツールには、 この情報をアプリケーションが配備されているプロセスグループの ノードの配下に表示する機能があり、既定で有効になっています。

しかし、この機能が有効な場合、一部のプロセスグループまたは アプリケーションのノードが表示されなくなったり、 ノードに正しくない名前が表示されるなどの表示不正が発生します。

表示上の問題だけで、統合運用管理ツール自体の動作や 接続先のWebOTX Application Serverの動作に影響はありません。

また、「システム」メニューの「システム設定」に この機能の有効無効を切り替える設定がありますが、 設定変更を行っても反映されないという問題があります。

こちらの問題についても、統合運用管理ツール自体の動作や 接続先のWebOTX Application Serverの動作に影響はありません。


対処方法

これらの問題 (表示不正の問題と設定変更が反映されない問題) を修正したパッチを今後提供予定です。

パッチの公開時期は現在検討中です。急ぎでパッチが必要な場合はご連絡ください。


回避方法

アプリケーションの情報をプロセスグループの配下に表示する機能を無効化することで、表示不正の問題を回避できます。
この機能を無効化すると、アプリケーションの情報は 「アプリケーション」ノードの下の「WebOTX Java EEアプリケーション」ノード配下に 表示されるようになります。
ただし、無効化の設定が反映されないという問題がありますので、 以下の手順で無効化してください。

  1. 「システム」メニューの「システム設定」を選択し「システム設定」画面を開く
  2. 「アプリケーションノードの表示」の「プロセスグループの配下に表示」のチェックを外す
  3. 「OK」ボタンを押下する
  4. 再度「システム設定」画面を開く
  5. 「アプリケーションノードの表示」の「プロセスグループの配下に表示」のチェックが外れているか確認する
チェックが外れている場合は、設定変更が反映されているため、 ここで手順は終了です。
チェックが外れていない場合は、一度 他の設定を変更した後に 「アプリケーションノードの表示」の「プロセスグループの配下に表示」のチェックを外すことで、 設定変更が反映されます。
以下に手順の例 (上記手順 5 の続き) を示します。
  1. 「画面表示」の「管理対象の表示レベル」を変更 (現在と異なる値であれば、どの値でも構いません)
  2. 「OK」ボタンを押下する
  3. 再度「システム設定」画面を開く
  4. 「画面表示」の「管理対象の表示レベル」を元に戻す
  5. 「アプリケーションノードの表示」の「プロセスグループの配下に表示」のチェックを外す
  6. 「OK」ボタンを押下する
  7. 再度「システム設定」画面を開く
  8. 「アプリケーションノードの表示」の「プロセスグループの配下に表示」のチェックが外れているか確認する

更新履歴

2017/4/27 初版

製品名カテゴリ

WebOTX
WebOTX Application Server

  • コンテンツID: 3010102131
  • 公開日: 2018年10月15日
  • 最終更新日:2018年10月15日
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