概要
ドメインに対してアプリケーションの配備操作と運用操作が並行して実施されると、配備処理中にjava.lang.IllegalArgumentExceptionがエージェントログに出力されます。この結果、配備操作、または運用操作の何れかが失敗します。
影響のある製品
- WebOTX Application Server Web Edition V8.1
- WebOTX Application Server Standard-J Edition V8.1 (※1)
- WebOTX Application Server Express V8.2～V8.4 (※1)
- WebOTX Application Server Foundation V8.2～V8.4
- WebOTX Application Server Standard V8.1～V8.4
- WebOTX Application Server Enterprise V8.1～V8.4
- WebOTX Developer V8.1～V8.4 (※2)
| (※1) |
WebOTX Enterprise Service Bus V8.1～V8.4、および、WebOTX Portal V8.2～V8.4にバンドルされている以下の製品を使用している場合にも該当します。
- WebOTX Application Server Standard-J Edition
- WebOTX Application Server Express
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| (※2) |
テスト用サーバをインストールした場合に該当します。 |
詳細
ドメインに対してアプリケーションの配備操作と以下、何れかの運用操作が並行すると、それらの処理が失敗する場合があります。
- 統合運用管理ツールを用いたドメインの更新情報の取得
- JMSリソース、JDBCデータソースなどのリソースの登録または削除
- HTTP関連モジュール(HTTPリスナ、仮想サーバ)の追加または削除
- セキュリティモジュール(認証レルム、監査モジュール)の追加または削除
- 運用管理エージェントに対するJVMオプションの追加または削除
処理に失敗した場合、webotx_agent.logにjava.lang.IllegalArgumentExceptionが出力されます。
対処方法
失敗した処理を再度実行していただくか、パッチモジュールの適用をご検討ください。
以下のバージョンに対してパッチモジュールを提供しています。
上記以外の製品に対するパッチの公開時期は現在検討中です。急ぎでパッチが必要な場合はご連絡ください。
(注意) パッチモジュールは製品保守契約を結んでいただいたお客様に限定して提供させていただいています。まだ契約がお済みでないお客様は、保守契約締結の後、ダウンロードをお願いいたします。
回避方法
本件に対する、回避方法はありません。
更新履歴
2018/07/30 初版