以下の条件でExpress5800/R320f/R320g/R320hのWindows Server 2016モデルにてチーミングされているLANアダプタが無効化されている場合、LBFOがアダプタのリセットを繰り返すため内部ログにアダプタリセットのログが大量に登録されてしまい、障害発生時のログ解析に支障をきたす場合があります。
後述の正しい手順にてLANアダプタの無効化を行ってください。
■条件
1)該当のLANアダプタが無効化されているがチームが有効になっている(表-1の②に該当)
2)該当のLANアダプタが無効・有効に関わらずチームが無効になっている(表-1の③と④に該当)
表-1)
チーム LANアダプタ 判定
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① 有効 有効 〇
② 有効 無効 ×
③ 無効 有効 ×
④ 無効 無効 ×
⑤ 削除 有効 〇
⑥ 削除 無効 〇
■対処
チーミングされているLANアダプタの無効化を行う場合、必ず以下1の手順で対象のLANアダプタおよびチームを無効化・削除してください。
既に上記条件1)、2)に該当している場合は、以下2の手順で対象のチームを削除してください。
1.チーミングされているLANアダプタの無効化手順
1-1)管理者権限のあるユーザでログインします。
1-2)デバイスマネージャーを起動します。
1-3)ネットワークアダプター配下の該当デバイス(LANアダプタ)を右クリックします。
LANアダプタは以下のように表示されています。
-----------------------------------------
Stratus emb-I350 2-Port Gigabit Adapter #xx
Stratus emb-I350 2-Port Gigabit Adapter #xx
Stratus emb-X550 2-Port Copper 10 Gigabit Adapter #xx
Stratus emb-X550 2-Port Copper 10 Gigabit Adapter #xx
-----------------------------------------
※同一名のネットワークアダプターがある場合は、xx の箇所に識別の番号が割り振られます。
1-4)メニューから、「デバイスを無効にする(D)」を選択します。
1-5)「このデバイスを無効にすると機能しなくなります。このデバイスを無効にしますか?」のメッセージ画面で「はい」を選択します。
1-6)チームメンバーのLANアダプタすべてに対し、1-3)~1-5)の操作を実行します。
1-7)サーバーマネージャーを起動します。
1-8)左ペインの「ローカルサーバー」を選択し、プロパティ内の「NICチーミング」->有効(あるいは無効)を選択します。
1-9)「チーム」に表示されているチームの中から、該当するチームを右クリックします。
1-10)メニューから「削除(D)」を選択します。
1-11)「チームxxを削除しますか?」のメッセージ画面で「チームの削除(D)」を選択します。
2.既に上記条件1)、2)に該当しており、チームを削除する場合の手順
1-7)~1-11)の操作を実行します。
■注意事項
なし
R320f-E4(Windows)
R320f-E4(Windows)長期保守対応モデル
R320f-M4(Windows)
R320f-M4(Windows)長期保守対応モデル
R320g-E4(Windows)
R320g-M4(Windows)
R320g-E4(Windows)長期保守対応モデル
R320g-M4(Windows)長期保守対応モデル
R320h-E4(Windows)
R320h-M4(Windows)
Windows Server 2016
Windows Server 2019