① LCP/NIP/KLP系のページプリンタ(連続帳票NIPを含む)で,
1ページ内で使用できるユーザ定義文字は,256文字までです。
257文字以上の印字を行った場合,一部のユーザ定義文字が
印字されなくなります。
② ユーザ定義文字の印字はシステム内の処理で実現していますが,
プリンタ装置,ワークステーションとのやりとりを行うため,印字
速度が低下します。
プリンタ装置の印字性能を引き出すためには,ユーザ定義文字の
多用は好ましくありません。
③ 外字ファイルにドットフォントを用いる場合,使用する外字パターン
ファイルは,各プリンタ装置で異なります。このため,システム内の
すべての外字パターンファイルに,同一の文字コードで,同一の
文字パターンが登録されている必要があります。
④ 第二水準文字は,一部のプリンタ装置で外字処理の対象となり
ます。
外字処理の対象となるプリンタ装置は,KLP100Cです。
⑤ システムフォントを選択した場合,登録されている外字パターンを
ドットパターンに展開してプリンタに送出するため,ドットフォントを
選択した場合と比較して,印字結果が粗くなります。
⑥ システムフォントを選択した場合,使用可能な文字コード(シフトJIS)
は,F040 ~ F59E の範囲となります。
⑦ クライアントマシンからプリントサーバ経由で印字する場合には,
外字ファイルはプリントサーバ上に格納する必要があります。
⑧ 以下の文字は,アプリケーション実行環境内で実施する変換では
対応づけを行わないため,正しく印字できません。
・JIS90で追加/字体変更された文字
・NEC選定IBM拡張文字
・IBM拡張文字
これらの文字をご使用になりたい場合は,あらかじめ「日本語文字
開発支援パッケージ」等により,文字ごとにコードとの対応づけを
行っていただく必要があります。
詳細は,「日本語文字開発支援パッケージ」等の説明をご参照ください。