ESMPRO/ServerManagerは、監視対象サーバに対して定期的にSNMPによる状態情報の取得を行っています。サーバアイコンのプロパティで「サーバダウン時アラート送信」機能を有効にしていると、状態情報の取得が何らかの原因により正常に行えなかった場合に「サーバアクセス不能」のアラートを内部的に登録します。
状態情報の取得が行えない原因としては、ネットワークの異常や、サーバが実際に停止、あるいは、サーバの高負荷等により、マネージャからの情報取得要求に対してサーバが一定時間内に応答できない等が考えられます。
「サーバアクセス不能」と「サーバアクセス回復」の間隔が短く、サーバ自体の動作に異常が認められない場合は、サーバの一時的な高負荷のために情報が取得できなかったことが原因である可能性があります。そのような場合は、アクセス不能を検出するまでのリトライ回数を設定するとエラーの発生を防ぐことができます。
1. オペレーションウィンドウ上の対象サーバアイコンを右クリックし、
[プロパティ]メニューを選択します。
2. プロパティ 画面で、[監視]タブの[サーバダウン検出リトライ回数]の
項目をダブルクリックし、値入力 画面で適当な値を入力後、[OK]ボタ
ンを押します。
3. プロパティ 画面の[OK]ボタンを押します。
リトライ回数の設定値の目安としては、アクセス不能→回復までにかかった時間(分)と同じか、それ以上の値を設定します。