StarOffice Xではディレクトリの組織情報で管理している下記のいずれかの情報をメール宛先に表示させることが出来ます。
- BASEMAILNO
- SHORTNAME
StarOffice Xのインストール既定値ではBASEMAILNOが表示されるように設定されている為、ディレクトリの組織情報にBASEMAILNOが設定されていないとメール宛先に組織名は表示されません。
BASEMAILNOはStarOffice21でメールの宛先に表示していた[メール番号]の情報になり、StarOffice21から移行した場合はBASEMAILNOの情報が移行されますが、StarOffice21で[メール番号]を設定していないもしくはStarOffice21から移行しておらずBASEMAILNOを入力していない場合については、SHORTNAMEを表示する設定に変更することでメール宛先に組織名を表示させることが可能となります。
設定変更方法は下記になります。
1.以下の設定ファイルを開きます
<StarOfficeフォルダ>\Mail\WebMail\WEB-INF\classes\CommonConfig.properties
2.NicknameMailaliasTagの値を、falseに変更します
3.WebOTXを再起動します
設定変更方法の詳細は下記マニュアルをご参照ください。
StarOffice X ~運用管理者編~ コンフィグレーションガイド
第 3 章 メール
- Webメールの設定を確認・変更する
- 機能や動作に関する設定(言語共通)
※StarOfficeのバージョンによっては章番号が異なる場合がございます。
対象バージョンは以下の通りです。
- StarOffice X V1.0以降のバージョン