外部の利用者に届いたメールを取り消すことは出来ません。
ただし、StarOffice X V3.1以降では外部宛てのメールを指定した時間後に発信する機能を提供しています。
本機能により発信ボタンを押した後に指定した時間内であれば取り消すことが可能です。
取り消しの操作方法は、内部のユーザに発信したメールの取り消しと同様です。
【設定方法】
設定ファイル:
<StarOfficeフォルダ>\Mail\WebMail\WEB-INF\classes\CommonConfig.properties
設定項目:
メール発信で外部宛先が含まれている場合の指定時間後発信:SendDelayTime
SendDelayTime = XXXX に時間(秒)を設定します。設定値:0~7200
メール発信時の外部宛先チェックで、内部とみなすドメイン:SendCheckAllowedDomains
SendCheckAllowedDomains = XXXX 内部のドメイン名を、「|」で区切って設定します。
設定値:半角英数字、「-」、「.」で指定(ドメインの先頭に「-」は不可)
1ドメインの最大文字数は255文字
設定ファイル保存後にWebOTX AS Agent Service を再起動します。
設定変更の詳細は下記マニュアルをご参照ください。
StarOffice X ~運用管理者編~ コンフィグレーションガイド
第 3 章 メール
- Webメールの設定を確認・変更する
- (62) メール発信で外部宛先が含まれている場合の指定時間後発信
- (63) メール発信時の外部宛先チェックで、内部とみなすドメイン
※StarOfficeのバージョンによっては章番号が異なる場合がございます。
対象バージョンは以下の通りです。
- StarOffice X V3.1以降のバージョン