本件は、以下の既知問題に該当する可能性があります。
・イベントログ監視に失敗すると過去のイベントを再送する場合がある。
ESMPRO/ServerAgentでは、前回OS起動中にイベントログをどこまで読み取ったか
の管理情報をレジストリに保存しておりますが、OSが正常終了される前に
電源断されるなどで、この情報が不正な値となる場合があります。
このような状態となった場合、前回OS起動中にイベントログをどこまで
読み取ったのかが判断できないため、一度、現在登録されているイベントログ
を最初から全て読み取りする処理をしています。
この際、通報対象のイベントについては、過去に通報済みであっても全て
通報します。
(無限に再送を繰り返している場合)
通常は、イベントログの全読み取りは一回のみ実施し、以降は通常の動作と
なるため、通報済みのイベントが再送されるのは一度のみとなりますが、
イベントログが破損している場合は、全読み取り中に必ずエラーとなるため、
何度も全読み取りを実施することになり、結果として再送を何度も実施する
ことになります。
ESMPRO/ServerAgentでは、イベントログの管理情報が不正となった場合に、
再送しないようにVer3.8f以降のUpdateパッケージにて改善して
おりますので、適用をお願い致します。