【対処方法1】
インストールに失敗する原因は、通報基盤部のインストールのInstallShield
の処理が失敗したため、通報基盤部のインストール情報が不正な状態で
残っているためと思われます。
[プログラムの追加と削除]に"Report"が表示されている場合は、削除
願います。
[プログラムの追加と削除]に"Report"が表示されない場合も、内部的
にインストール情報が残っている場合があります。
お手数ですがMicrosoft社より提供されている「Windows Installer Clean Up」
を使用して"Report"のインストール情報の削除をお願い致します。
削除方法は以下となります。
----------------------------------------------------------------
「Windows Install Clean Up」については、下記URLを参照願います。
□Windows Installer CleanUp ユーティリティについて
http://support.microsoft.com/kb/290301/ja
□Windows Installer Clean Up ユーティリティを利用した Windows Installer (MSI) のインストール トラブルの対処方法
http://support.microsoft.com/?scid=KB;JA;833594
[削除方法]
1)「Windows Installer CleanUp」をインストールする。
2)「スタート」メニューから「Windows Install Clean Up」を選択する。
3)「Installed Products」に"Report"または"{78D7826B-A9F8-4633-BAC0-E67D2EA88488}"
が存在する場合は[Remove]ボタンをクリックし削除。
4)[Exit]ボタンをクリックして「Windows Install Clean Up」を終了。
----------------------------------------------------------------
(msi.dllのバージョンが3.0未満である場合は以下を追加)
=====ここから=====
WindowsInstallerの問題で失敗している可能性があります。
お客様でご使用されているWindowsInstallerは 2.0.3790.0 ですが、WindowsInstallerが
Ver3.0未満である場合、インストール時に本現象となる場合があります。
※WindowsInstallerのバージョンはシステムフォルダのmsi.dllのバージョンで確認できます。
お手数ですが、WindowsInstallerをアップデートしてから再インストール願います。
=====ここまで=====
【対処方法2】
※WindowsInstallerCleanUpが使用できない場合は、本対処方法を提示。
※なお、対処方法1で回避できなかった場合、下記2.の「*.msiファイル」削除により
回避される可能性がある。
1.レジストリに以下のキーが存在する場合は削除します。
HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall\{78D7826B-A9F8-4633-BAC0-E67D2EA88488}
HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall\InstallShield_{78D7826B-A9F8-4633-BAC0-E67D2EA88488}
HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall\InstallShield Uninstall Information\{78D7826B-A9F8-4633-BAC0-E67D2EA88488}
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\App Management\ARPCache\InstallShield_{78D7826B-A9F8-4633-BAC0-E67D2EA88488}
2.以下のフォルダが存在する場合は削除します。
{起動ドライブ}\Program Files\InstallShield Installation Information\{78D7826B-A9F8-4633-BAC0-E67D2EA88488}
{環境変数:TEMPの指すフォルダ}\AlertMan
C:\Windows\Installer配下にある*.msiファイルの中でサイズが0のもの
※C:\Windows\Installerは規定の設定では非表示となっています。
フォルダオプションで「保護されたオペレーティングシステムファイル」を表示するように
変更することで表示されます。
3.実行モジュールが深い階層にある場合、C:\TEMPなど浅い階層に置いてください。
4.インストールを実行します。
【対処方法3】
※対処方法1、2でも回避できなかった場合は、本対処方法を提示。
お手数ですが、下記のそれぞれの方法を実施後に、インストールを実行願います。
※下記はそれぞれが一つの回避策となります。
方法1.EXPRESSBUILDERのCD-ROM内のESMPRO/ServerAgentのインストールディレクトリ
にあるISSCRIPT.MSIを実行。
方法2.以下のコマンドラインを使用して、"IDriver.exe"を再登録。
<ProgramFiles>\Common Files\InstallShield\Developer\7\Intel 32\IDriver.exe /REGSERVER
※<ProgramFiles>はディスク上の実際のProgram Filesフォルダの位置に置き換えてください。
方法3.以下のコマンドラインを使用して、"msiexec.exe"を再登録。
<WindowsFolder>\System32\msiexec.exe /REGSERVER
※<WindowsFolder>はWindows2000の場合は"C:\WINNT\Installer"
方法4.EXPRESSBUILDERのCD-ROM内のESMPRO/ServerAgentのインストールディレクトリにある以下のファイルを
実行する。
instmsiw.exeを実行し、その後にWindowsを再起動。
※「指定されたサービスは既に開始されています」というメッセージが表示された場合は、
インストールの必要はない。