分散冗長配置(Distributed Resilient Data®)とは、データを複数に分割し、 データに特殊な冗長用コードを付加して、複数のディスクドライブに分割保管する機能です。
この機能により、複数の保管場所で障害が発生した場合でもデータ復元が可能となります。
シングルノード構成では、ディスクドライブの同時3重障害に対応(*1)しています。
また、複数のノードで構成するグリッド構成では、同一ノードのディスクドライブだけではなく、 ノード間に跨ったディスクドライブの同時3重障害以上にも対応(*2)しています。
このように、万一の時の障害でもデータ損失を回避でき、RAIDを超える信頼性、耐同時障害性を実現しています。
(*1) 冗長用コード数(パリティ数)が既定値のとき。
(*2) ノード構成、冗長用コード数(パリティ数)に依存します。