"期限切れ後のアクセス許容回数"は、パスワードの有効期限が切れた後、"ディレクトリサーバ"への接続を許可する回数を設定します。
StarOffice Xシステムにログインできる回数ではありません。
StarOffice Xのポータルにログインする場合、内部的にはディレクトリサーバに対して複数回の認証処理が実行されています。
1回のログイン処理で複数回の接続が行われるため、"期限切れ後のアクセス許容回数"を、例えば 3 や 5 というような小さい値を設定されても、期待通りの動作ができません。
従いまして、"有効期限切れ後のアクセス許容回数" 機能を利用される場合は、100程度の大きな値を設定してください。
期限切れ後のアクセス許容回数は、「特定ユーザのパスワードの有効期限が切れた後にStarOfficeシステムにログインできる回数の上限値」ではなく「期限切れ後のアクセスを許容するか否かの設定」であるとご理解下さい。
なお、有効期限切れ後のアクセス許容回数を0回にした場合、パスワード有効期限が切れた利用者はログインに失敗し続けることになります。
この場合、管理者が解除するまでシステムにログインできなくなりますのでご注意ください。
対象バージョンは以下の通りです。
- StarOffice X V1.0以降のバージョン