論理削除した文書は下記のいづれかの方法で完全削除されます。
1. ユーザが手動でWebブラウザ上で削除する
2.運用コマンドで削除する
運用コマンドで削除する場合は一定期間経過後に削除するように設定することが可能です。
運用コマンドbcabrmobjを夜間の日次バッチ等で削除する指定を行なってください。
例:
論理削除されて7日以上経過した文書とショートカットを削除する場合
cmd> bcabrmobj.exe -d -s -l TRUE -o ERASE -u 7 .
上記例の解説:
- 最後の"."は全オーナ配下のオブジェクトを対象とすることを意味します。
- -l TRUE オプション指定は、論理削除されているオブジェクトを対象とすることを意味します。
- 論理削除時にはオブジェクト更新日が変更されているはずなので、更新日(-u)の条件指定と-l TRUEオプションを組み合わせることで、論理削除されてから指定期間以上経過したオブジェクトを削除できます。
bcabrmobjコマンドのオプションの詳細については、下記のマニュアルを参照してください。
StarOffice X ~運用管理者編~ リファレンスガイド
第1章 キャビネット・掲示板
キャビネットサーバの運用コマンド
不要オブジェクトを削除する(bcabrmobjコマンド)
※StarOfficeのバージョンによってマニュアルの章番号が異なる場合があります。