StarOffice Xではメールヘッダ情報に定義されたエンコードに従って、本文を表示する仕様となっている為、下記例にあるようにメールヘッダと本文のエンコード指定に矛盾がある場合は文字化けが発生します。
例)
メールヘッダ:ISO-2022-JP
メール本文:Shift_JIS
なお、StarOffice X V4.0以降ではユーザ側の操作でメール本文のエンコードの指定が可能になっていますので、文字化け発生時にはエンコードを変更することで表示できる可能性があります。ただし、インストール直後は本機能は無効になっている為、本機能を利用する場合には下記設定の変更が必要になります。
設定ファイル:
<StarOfficeフォルダ>\Mail\WebMail\WEB-INF\conf\userconf.xml
設定項目:
<menu id="display">の下記IDの値を変更します。
70:true (本文エンコーディング - 日本語 (Shift_JIS))
71:true (本文エンコーディング - 日本語 (ISO-2022-JP))
設定変更の詳細は下記マニュアルをご参照ください。
StarOffice X ~運用管理者編~ コンフィグレーションガイド
第 3 章 メール
- Webメールの設定を確認・変更する
- メニューに関する設定・列項目の初期値に関する設定
※StarOffice Xのバージョンによっては章番号が異なる場合がございます。
対象バージョンは以下の通りです。
- StarOffice X V2.0以降のバージョン