StarOffice Xでは、自動転送設定の差出人の設定が有効になるのはメールのエンベロープFromのみとなります。
エンベロープFromとはメールの配送に使用されるFromアドレスであり、配送エラーが発生した場合などはこのFromに対してエラーメールが返却されます。
StarOffice Xのメール画面や一般のメールクライアントの画面で表示される差出人はメール中のFromヘッダに記載されたアドレスです。
自動転送設定の設定値にかかわらず、このヘッダの書き換えは行なっておりませんので、いずれの設定においても転送先で受けたメールを表示した際の差出人表示は元のメール発信者相当のアドレスになります。
対象バージョンは以下の通りです。
- StarOffice X V1.0以降のバージョン