1回のメール送信で設定できる宛先の上限値は、インストール既定値では500件となります。
メールサーバの設定を変更することで上限1024件まで拡張が可能です。
■メールサーバの設定変更方法
1.Management Console を起動し、システム管理者でログインします。
2.[SMTP設定]-[基本設定2]を選択し、下記設定値を変更します
- 受信最大RCPT数(既定値:500件、上限1024件)
3.設定変更後に[SMTP設定]-[全サーバ再起動]によりサーバを再起動します。
【注意】
[全サーバ再起動]は、メール配送を行うSMTPサーバを再起動するものです。
運用時間内に再起動を行った場合、下記「●影響」に記載の事象が発生する可能性があります。
このため、再起動の実施は利用者数が多い時間帯は避けて頂けるようお願いいたします。
なお、再起動にかかる時間の目安は10秒以内です。
●影響:メール発信ボタンをまさに押下したタイミングで再起動が行われた場合、メール発信者の画面に次のエラーメッセージが表示されます。
メ―ル送信中にエラーが発生しました。
SMTP operation timeout
エラーメッセージを閉じてもメール発信画面は残りますので、SMTPサーバが起動された後で再度メール発信ボタンを押下すると、正常にメールが発信できます。
対象バージョンは以下の通りです。
- StarOffice X V1.0以降のバージョン