【ESMPRO/BASE】NAT環境で使用する場合の注意・制限事項を教えてください。
質問内容
NAT環境で使用する場合の注意・制限事項を教えてください。
回答内容
注意事項は下記2点となります。
・グローバルアドレスとローカルアドレスが静的に1対1で対応するNAT環境のみサポートしています。
・SNMPトラップ受信方法の設定を"SNMPトラップサービスを使用する"に設定する必要があります。
制限事項はありません。
補足
ESMPRO/BASEではグローバルアドレスを使用し監視を行います。
しかし、SNMPトラップ受信方法の設定によりアラートの送信元アドレスがローカルアドレスとなる場合があります。
SNMPトラップ受信方法と送信元アドレスの関係は下記のとおりです。
独自方式を使用する:SNMPデータ中のローカルアドレスを使用
SNMPトラップサービスを使用する:IPヘッダ中のグローバルアドレスを使用
"独自方式を使用する"を設定し、アラートの送信元アドレスがローカルアドレスの場合は重複の可能性があります。重複した場合は、送信元コンポーネント名を正しく解決できなくなります。
アラートの送信元アドレスがグローバルアドレスとなるように、SNMPトラップ受信方法の設定を確認してください。
確認手順
Administrators 権限のユーザでログインし作業を行います。
- オペレーションウィンドウにて[オプション]-[カスタマイズ]-[自マネージャ] メニューを選択
→ 自マネージャ画面が開きます
- SNMPトラップ受信方法が、"SNMPトラップサービスを使用する" であることを確認します
→必要であれば設定変更を行います
※変更を反映するためにシステム再起動が必要です
製品名カテゴリ
ESMPRO/ServerManager
WebSAM SystemManager
WebSAM OpenDiosa/OPBASE
WebSAM MCOperations
WebSAM Netvisor
WebSAM NetvisorPro
WebSAM ClientManager
ESMPRO/ClientManager
対象製品
品名:
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ESMPRO/BASE
|
対象OS:
|
Windows
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補足/関連情報
ESMPRO/ServerManager Ver6 以降では、オペレーションウィンドウは使用しません。
ESMPRO/ServerManager Ver6 以降では、SNMPトラップ受信方法の変更は、アラートビューアのアラート受信設定メニューにて行います。
関連情報
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コンテンツID:
3150102012
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公開日:
2011年03月31日
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最終更新日:2018年01月15日
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