共有/ミラー/ハイブリッドディスクリソースの対象ボリュームは、リソース非活性状態ではアンマウントされており、リソース活性時にマウントされます。
このマウント処理を行なう際に、何らかのプロセスが対象ボリュームをオープンしていると、マウントが行なわれずアクセス不可となる場合があります。
CLUSTERPROの管理下にある共有/ミラー/ハイブリッドディスクにアクセスを行なうプロセスは、アプリケーション/サービス/スクリプトリソースを使用して、CLUSTERPROの管理下で起動/停止の制御を行ない、リソース活性処理の時点で対象ボリュームに対するアクセスが行なわれることが無いように設定しておく必要があります。
対処として、共有/ミラー/ハイブリッドディスクリソースの対象ボリュームにアクセスを行なうプロセスを調査し、CLUSTERPRO管理外のプロセスが対象ボリュームにアクセスしている場合、リソース活性前に該当プロセスを一時停止し、活性完了後に再起動するようシステムを構築してください。
これまでに下記製品の動作に起因して、本現象が発生した報告がありますので、該当していないかご確認ください。
・Windowsのインデックスサービス
・Symantec Endpoint Protection等のセキュリティソフトウェア
・Arcserve Backup r12.5のSRMプロービング