次の手順で、mod_statusを利用することで、Webサーバ自身の稼動状況をブラウザから表示することが可能です。
こちらの方法は、UNIX/Windows、および、WebOTX Webサーバ(Apache)1.3/2.0/2.2/2.4 に係わらず設定可能です。
1.mod_statusを有効にします
httpd.confの次の箇所のコメントアウト(#)を削除します。
#LoadModule status_module <WebOTXインストールディレクトリ>/WebServer**/modules/mod_status.so
↓
LoadModule status_module <WebOTXインストールディレクトリ>/WebServer**/modules/mod_status.so
2.server-statusへのアクセス許可を行います
httpd.confに次の設定を追加します。xxxxx 部分はアクセスを許可するIPアドレスの情報に変更してください。
<Location /server-status>
SetHandler server-status
Order deny,allow
Deny from all
Allow from xxxxx
</Location>
※httpd.confの修正後はWebサーバの再起動必要です。
3.ブラウザからhttp://xxxxx/server-status/ にアクセスします
また、V10以降であれば、次の手順の追加で統計情報もご利用いただけます。
1.統計情報採取機能を有効にします
otxadmin> set server.monitoring-service.module-monitoring-levels.web-server=HIGH
※機能を無効にする場合はOFFを指定します。
2.Webサーバを再起動します
3.統計情報を確認します
・コマンドの場合
otxadmin> get --monitor server.web-server.*
出力情報のserver.web-server.ReqWorkers-Countを確認します。
・WebOTX運用管理コンソールの場合
WebOTX運用管理コンソールログイン後、左側のツリーで
[<ドメイン名>]-[統計情報]-[<ドメイン名>]-[アプリケーションサーバ]-[WebServer]を
選択します。
稼働状況タブのReqWorkers:リクエスト処理中のワーカー数を確認します。
【対象製品】Application Server
【確認済みのバージョン】 V6 V7 V8 V9 V10
【確認済みのエディション】 すべて
【確認済みの対象OS】すべて
【確認済みのJavaバージョン】すべて
【コンポーネント】Webサーバ
【カテゴリー】開発/設計(性能チューニング)