JDBCデータソースで最小プールサイズ[minPoolSize]で設定された数を超えるJDBCコネクションを同時に払い出そうとしたためです。
minPoolSizeを超えて払い出されたJDBCコネクションはコネクションプールに保持されませんので、minPoolSizeの設定値を増やすことをご検討ください。
最小プールサイズ[minPoolSize]の設定方法は次の通りです。
・統合運用管理ツール/Webコンソールの場合
[<ドメイン名>]
-[リソース]
-[JDBCデータソース]
-[<データソース名(例:jdbc/A)>]
「コネクションプール」タブの
「最小プールサイズ」の数値を変更後、更新を押下
・運用管理コマンドの場合
otxadmin> login --user <ユーザ名> --password <パスワード> --host <ホスト名> --port <対象ドメインの管理ポート>
otxadmin> set server.resources.jdbc-datasource.<データソース名(例:jdbc/A)>.minPoolSize=<コネクション数>
変更内容を動作に反映するためには、V8.4以降の場合、下記の「設定変更内容の反映」
の操作を行うか、アプリケーショングループの再起動、もしくは、ドメインの再起動が必要です。
・統合運用管理ツール/Webコンソールの場合
[<ドメイン名>]
-[リソース]
-[JDBCデータソース]
-[<データソース名(例:jdbc/A)>]
このMOを右クリックもしくは[操作]タブの「設定変更内容の反映」を実行
・運用管理コマンドの場合
otxadmin> login --user <ユーザ名> --password <パスワード> --host <ホスト名> --port <対象ドメインの管理ポート>
otxadmin> publish-jdbc-datasource <データソース名(例:jdbc/A)>
詳細は次のマニュアルをご確認ください。
V6~V8.2 [運用編 > チューニング > JDBCデータソース > コネクションプール数の設定]
V8.3~V9 [高度な管理と運用サイクルガイド > チューニング > JDBCデータソース > コネクションプール数の設定]
V10以降 [構築・運用 > チューニング > JDBCデータソース > コネクションプール数の設定]
【対象製品】Application Server
【確認済みのバージョン】V6以降
【確認済みのエディション】 すべて
【確認済みの対象OS】すべて
【確認済みのJavaバージョン】すべて
【コンポーネント】JDBCデータソース
【カテゴリー】開発/設計(性能チューニング)