JSPファイルの更新チェック、およびコンパイルはWebOTXのバージョンにより次のタイミングで実施します。
全て既定値の状態です。既定値から変更する場合は()括弧内のパラメータで調整します。設定方法は後述します。
WebOTX V6.1~V7.1
[更新チェックを行うタイミング]
・配備(再配備)後、初めてJSPファイルにアクセスした時
・開発モードで、JSPファイルにアクセスした時(development)
・5分毎のバックグランド処理(reloadingおよびcheckInterval)
[コンパイルを実行する条件]
・classファイルよりJSPファイルの更新日時が新しい場合
・classファイルが存在しない場合
更新チェックの間隔は次のオプションで指定します。JSPのファイルが更新されたかをチェックする間隔を秒単位で指定します。
・checkInterval == {数値}
バックグランドでの更新チェックを実施したくない場合は次のオプションを設定します。
・reloading == false
開発モードにする場合は、次のオプションを設定します。設定すると、JSPにアクセスする度に更新チェックを行います。
・development == true
WebOTX V8.1以降
[更新チェックを行うタイミング]
・配備(再配備)後、初めてJSPファイルにアクセスした時
・ドメイン起動(再起動)後、JSPファイルにアクセスした時
・開発モードで、JSPファイルにアクセスした時(development)
・バックグランド処理(既定値では処理しない、checkInterval)
[コンパイルを実行する条件]
・classファイルよりJSPファイルの更新日時が新しい場合
・classファイルが存在しない場合
更新チェックの間隔は次のオプションで指定します。JSPのファイルが更新されたかをチェックする間隔を秒単位で指定します。
・checkInterval == {数値}
バックグランドでの更新チェックを実施したくない場合は次のオプションを設定します。
・checkInterval == 0
開発モードにする場合は、次のオプションを設定します。設定すると、JSPにアクセスする度に更新チェックを行います。
・development == true
パラメータの変更方法
1. default-web.xml(Webアプリケーション標準の配備記述子)への設定
次のファイルを編集します。
(初期設定ではreloading、checkIntervalの設定はありません)
{WebOTXインストールディレクトリ}/domains/{ドメイン名} /config/default-web.xml
追加例:
<servlet>
<servlet-name>jsp</servlet-name>
<servlet-class>org.apache.jasper.servlet.JspServlet</servlet-class>
<init-param>
<param-name>development</param-name>
<param-value>true</param-value>
</init-param>
<init-param>
<param-name>xpoweredBy</param-name>
<param-value>true</param-value>
</init-param>
<init-param>
<param-name>reloading</param-name>
<param-value>true</param-value>
</init-param>
<init-param>
<param-name>checkInterval</param-name>
<param-value>3600</param-value>
</init-param>
<load-on-startup>3</load-on-startup>
</servlet>
2. 設定の反映
ドメインを再起動して設定を反映してください。
【対象製品】Application Server
【確認済みのバージョン】V6~V10
【確認済みのエディション】 すべて
【確認済みの対象OS】すべて
【確認済みのJavaバージョン】すべて
【コンポーネント】Webコンテナ
【カテゴリー】運用/設定