WebOTX Agent Serviceサービスの停止時に、イベントログに次のメッセージが出力されました。対応が必要かどうか教えてください。
OTX06060016 OadJ ServiceManager Stopでエラーが発生しました
Object BrokerサービスのOadJサーバプロセスを停止する際に、OadJが既に停止していたことを示しています。
OSの終了時に負荷が高いといった理由でドメインの停止に時間がかかり、OadJの停止要求を行うまでに、先にOSによってOadJプロセスが停止させられた可能性があります。特に業務への支障はありません。
WebOTX Object Broker JavaのスタンドアロンのJavaプログラムとして動作するCORBAサーバアプリケーションの自動起動サーバ機能を使用していない場合、OadJを起動する必要はありません。次のコマンドで自動起動サーバ機能の使用状況を確認してください。以下は、何も登録されていない出力例です。
otxadmin> listimpl
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name activation policy command line
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Command listimpl executed successfully
自動起動サーバ機能を使用していない場合は、エラーログ(OTX06060076)の出力回避やメモリ使用量の効率化のために、次のコマンドを実行して、OadJの起動を抑止することを検討してください。
例)
otxadmin> login --user admin --password adminadmin
otxadmin> set server.objectbrokerservice.oadj.Startup=false
otxadmin> set server.objectbrokerservice.oadj.monitorAutoStart=false
(注)ただし、monitorAutoStartの変更はWebOTX Ver6.1の場合は不要です。WebOTX Ver6.2以降の場合のみ、設定してください。
自動起動サーバ機能を使用している場合は、開発部門へお問い合わせください。
【対象製品】Application Server
【確認済みのバージョン】V9以前
【確認済みのエディション】すべて
【確認済みの対象OS】すべて
【確認済みのJavaバージョン】すべて
【コンポーネント】Object Broker
【カテゴリー】トラブルシューティング