HP-UXにてWebOTX Standard Edition 7.11のインストール実施後、swlistコマンドで確認したところ一部プロダクトのステータスが"installed"となっているものがありました。また、インストールログに警告メッセージが出力されていました。原因と解決方法を教えてください。

ステータスが"installed"になっていたプロダクト：

OSPIJRUN.CONF-LOG
OSPIJRUN.DAEMON
OTXEJMS.BIN
OTXEJMS.CONF
OTXEJMS.LIB

インストールログ(/var/adm/sw/swagent.log)の警告メッセージ：

WARNING: "xxx:/": 1 products are not compatible for this system"s
architecture or operating system. If the OS has been updated
since this product was installed, a newer version should be
installed if available.

WARNING: "xxx:/": The software dependencies for 1 products or
filesets cannot be resolved.

OSPIJRUNやOTXEJMSでは、インストール時に次のオプションを指定しています。

-x allow_incompatible=true OS指定を無視

その影響で、各ファイルセットのステータスがinstalledになっています。インストール自体には問題ありません。
installedのままでも動作上の問題はありませんが、状態をconfiguredにする場合は、次のコマンドを実行してください。

swconfig -x allow_incompatible=true デポファイル名

デポファイル名にはOSPIJRUNやOTXEJMSを指定してください。上記のコマンド実行について、WebOTXサービスの停止や、実行後にドメインの再作成などの作業は不要です。
なお、インストールログに警告メッセージが出力される点については、リリースメモの注意制限事項に記載している通り、特に問題ありません。

【対象製品】Application Server
【確認済みのバージョン】V7.1
【確認済みのエディション】 すべて
【確認済みの対象OS】HP-UX
【確認済みのJavaバージョン】すべて
【コンポーネント】Object Broker、JMS
【カテゴリー】運用/設定