ページの先頭です。
ここから本文です。

よくあるご質問(サポートFAQ)

【WebOTX Application Server】OTX20110200 スローダウン検出の原因と対処方法(OTX-FAQ-000123)

質問内容

WebOTX AS稼働のシステムにおいて、以下のメッセージが出力されました。原因と対処方法を教えてください。

OTX20110200 オペレーションGETの長期にわたるスローダウン状態を検出しました。
current:平均実行時間=0.43674193548387097秒。
normal:平均実行時間=0.015779309794500696秒。
スローダウン継続時間=30分。
プロセスグループ名=pgname,・・・name=opname,・・・

回答内容

このメッセージは過去の統計から平均0.0158秒で終わるオペレーション(※)が30分間連続して平均で0.437秒要していることを意味します。
(※)オペレーションはpgnameというプロセスグループに含まれるopnameが該当します。

上記の平均値の算出は直近5分間で実行されたオペレーションの平均を利用しますので、特定の1回のオペレーションが遅かったわけではなく、全体的に遅くなっている可能性があることを示しています。考えられる原因として多くあるのが、以下のような場合です。
 ・処理件数の増加等により、1回のレスポンス時間が長くなる場合で、業務上の想定範囲内であり、特に問題ではないケース
 ・ネットワーク負荷等のネットワークの原因で処理が遅くなっている
 ・マシンの負荷により全体的に処理が遅くなっている

以下の対処をお願いいたします。
○特に問題が無い場合
 平均で実行時間が0.4秒程度かかるのが問題ない場合は、メッセージを無視していただくか以下の処理で検出精度の調整をお願いいたします。
  運用管理ツールから
   [TPシステム]-[運用アシスタント]のタブをクリック
    [スローダウン障害検出基準]を"長め"に設定してください。

○問題がある場合
 問題が発生している可能性がある場合は以下の情報を採取して送付をお願いいたします。
 ・syslog
 ・/opt/WebOTX/domains/<ドメイン名>/logs 配下全て
 ・/opt/WebOTX/domains/<ドメイン名>/config/tpsystem 配下
  history.act (.sav), sysmsg.trc (.sav)
 ・イベントジャーナル
  障害発生時間帯または障害発生直後(通信量が多いシステムでは短時間でログが上書きされます)に統合運用管理ツールのTPシステムを右クリックし「イベントジャーナルの編集」を実行してください。
  ログは/opt/WebOTX/domains/<ドメイン名>/logs/tpsystem配下に<システム名>_woejout<数字>.log のファイル名で出力されます。

詳細は次のマニュアルもご確認ください。

 V6、V7、V8.2 [運用編 > 運用と操作 > TPモニタの運用操作 > 運用アシスタント > スローダウン障害の検出]
 V8.3~V9 [ドメイン構築・基本設定ガイド > WebOTXの内部サービス > TPシステム > 運用アシスタント > スローダウン障害の検出]
 V10以降 [構築・運用 > ドメインの構築 > TPシステム > 運用アシスタント > スローダウン障害の検出]

【対象製品】Application Server
【確認済みの対象OS】すべて
【確認済みのJavaバージョン】すべて
【コンポーネント】TPモニタ
【カテゴリー】トラブルシューティング

製品名カテゴリ

WebOTX
WebOTX Application Server

  • コンテンツID: 3150102235
  • 公開日: 2011年03月31日
  • 最終更新日:2020年06月16日

アンケート

サポート情報充実のためアンケートにご協力をお願いいたします。



コメント欄:
ここからページ共通メニューです。 ページ共通メニューを読み飛ばす。