【WebOTX OLF/TP Adapter】各プロセスグループにおけるコネクションプールの設定(OTX-FAQ-000164)
質問内容
waitConnectionTimeoutを含む端末定義(OLFAdapter.xml)の設定は、プロセスグループごとの設定は不可(全プロセスグループで共通の設定となる)という認識であっていますでしょうか。また、コネクションプールに未使用のコネクションが無い場合、設定によって待機が可能とのことですが、ライセンス不足の場合でも待機が可能なのでしょうか。
例えば、以下のような設定の場合で、既にプロセスグループ1で3本、プロセスグループ2で1本ライセンスを消費している場合に、プロセスグループ2でコネクション取得メソッドが呼び出された場合でも、待機されるのでしょうか。
・ライセンス数:4
・プロセスグループ1
プロセス数:1
スレッド数:3
コネクタの最大プール数:3
・プロセスグループ2
プロセス数:1
スレッド数:2
コネクタの最大プール数:3
上記の質問のご回答が、待機されずライセンス数不足のエラーとなる場合、以下に追加の質問がございます。
OLF/TP Adapterを利用するアプリケーションのスレッド数がライセンス数を上回る場合で、ライセンス数不足によるエラーを発生させないためには、以下のようにコネクタの最大プール数によりアプリケーションが利用するコネクション数を制限する必要があるのではないかと考えます。
各プロセスグループのコネクタの最大プール数×プロセス数 の合計 = ライセンス数
ライセンス数は4本で、プロセスグループ1ではOLF/TP Adapterの使用頻度が高く常時3本は確保したい、またプロセスグループ2ではあまり使用しないため1本確保できればよい、といった場合に以下の様な設定をすることは可能でしょうか?
・プロセスグループ1のコネクタの最大プール数:3
・プロセスグループ2のコネクタの最大プール数:1
可能な場合、コネクタリソースを複数登録する(JNDI名が異なるためプロセスグループ1とプロセスグループ2ではJNDIのlookup先が異なる)ということになりますでしょうか。
回答内容
端末定義(OLFAdapter.xml)の設定は、配備するOLF/TP AdapterのRARごとに有効になります。
また、コネクションプールに未使用のコネクションが無い場合、設定によって待機が可能ですが、ライセンス不足の場合は、待機できません。この場合は、エラーを返すのみとなります。
コネクションプールの最大コネクションを設定しておくことでプールの機能により待機させて、ライセンスエラーの発生を抑止することもできるかと思います。
現在OL/FTP Adapterを利用しているユーザー様では、ライセンスエラーが発生したら、再度コネクション取得メソッドを発行するようなアプリケーションの実装をされて、対応されている例もあります。
ライセンス数は4本で、プロセスグループ1ではOLF/TP Adapterの使用頻度が高く常時3本は確保したい、またプロセスグループ2ではあまり使用しないため1本確保できればよい、といった場合には以下の様な設定をすることで実現することができます。
・プロセスグループ1のコネクタの最大プール数:3
・プロセスグループ2のコネクタの最大プール数:1
この場合、コネクタリソースが複数必要になり、JNDI名のlookup先も各コネクタリソースで異なるようになります。
【対象製品】OLF/TP Adapter
【確認済みの対象OS】すべて
【確認済みのJavaバージョン】すべて
【コンポーネント】ホスト連携
【カテゴリー】運用/設定
製品名カテゴリ
WebOTX
WebOTX Application Server
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コンテンツID:
3150102267
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公開日:
2011年03月31日
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最終更新日:2012年02月07日
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