【WebOTX Application Server】クライアント側でCORBA MARSHAL(5207)例外が発生(OTX-FAQ-000173)
質問内容
次の例外が発生しています。これらはどのような原因で発生しているのでしょうか?
クライアント側:
javax.naming.CommunicationException: CORBA MARSHAL 5207 Maybe: nested exception is:
org.omg.CORBA.MARSHAL: Failed to load ospijni library. Can not unmarshal this class, because it has no public default constructor. vmcid: 0x1000 minor code: 1111 completed: Maybe
サーバ側:
javax.ejb.EJBException
...略...
Caused by: java.lang.IllegalStateException: The current thread is not associated with a transaction
回答内容
サーバ側で発生した例外は、例えばUserTransactionのbegin()を呼び出していない状況やbegin()が失敗した状況で、commit()やrollback()を呼び出した場合に発生します。
ただ、アプリケーションでいきなりrollback()を発行するとは考えにくく、最初になんらかの例外が発生して、その後処理でIllegalStateExceptionが発生したのではないかと推測します。
その際、最初に発生した例外ではなく、後から発生した例外をコンテナにthrowしてしまっているため、原因を特定できない状況となっているのではないかと推測します。
アプリケーションの後処理やログ出力処理を確認してください。
また、クライアント側では、サーバから通知された例外を解析する際に、ospijniライブラリをロードに失敗したことからMARSHAL(5207)例外が発生しています。原因としては、ObjectBrokerのライブラリは64bit版なのにJavaバッチが32bitで動作していたためにライブラリをロードできなかったものと推測します。クライアントアプリケーションの起動時にjavaオプションの"-d64"の指定が漏れていないか確認してください。
【対象製品】Application Server
【確認済みのバージョン】 すべて
【確認済みのエディション】 すべて
【確認済みの対象OS】すべて
【確認済みのJavaバージョン】すべて
【コンポーネント】Object Broker
【カテゴリー】トラブルシューティング
製品名カテゴリ
WebOTX
WebOTX Application Server
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コンテンツID:
3150102273
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公開日:
2011年03月31日
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最終更新日:2018年06月12日
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