一般的に、TOCが発生した場合、ディスクバッファに残っているデータについては保証されません。ログや直前に更新したファイルはTOCにより破損する可能性があります。
(※Service Guardでは、TOCを利用したフェイルオーバ設定が可能ですがTOCを行った場合にWebOTXの設定ファイルが0byteに破損するケースが報告されています。Service GuardからのTOCはWebOTXの強制停止処理を伴うため停止処理中に更新したファイルが破損する可能性が高くなります。また、障害発生時のログが残らない可能性も高くTOCによるフェイルオーバ設定は推奨していません。)
WebOTXでは、重要な設定ファイルが破損した場合に備え、前回正常起動時の設定ファイルを自動でバックアップを行っています。万が一、設定ファイルが破損し、WebOTXが起動できなくなった場合は、コマンド(otxrecovery)を実行することで前回正常起動時の設定ファイルに復旧することが可能です。
詳細は以下のマニュアルに記載されています。
V8.2マニュアル
[運用編 > 3.運用と操作 ドメインの運用 > 6.1.3 自動バックアップからの復旧]
【対象製品】Application Server
【確認済みのバージョン】 V6.1 V6.2 V6.3 V6.4 V6.5 V7.1 V8.1 V8.2 V8.3
【確認済みのエディション】 すべて
【確認済みの対象OS】HP-UX
【確認済みのJavaバージョン】すべて
【コンポーネント】運用管理
【カテゴリー】トラブルシューティング