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よくあるご質問(サポートFAQ)

【WebOTX Application Server】TPS10-01101の発生原因調査と対処方法(OTX-FAQ-000188)

質問内容

イベントログに以下のエラーが発生しています。

Tue Jun 01 hh:mm:ss 2010 TPS10-01101 QCsend関数でエラーが発生 CODE:-7

マニュアルを参照すると、内部のキューへの送信エラーを示しており、通信先のプロセスが存在するか確認する必要があるとの事ですが、確認する限りは送信先プロセスは動作しております。
送信先プロセスが存在する場合にTPS10-01101が発生する原因と対処を教えてください。

回答内容

WebOTX停止時以外に出力されたTPS10-01101メッセージは、電文送信先のプロセスが存在していないことを示しています。プロセスは存在するとのことですが、ユーザアプリケーションのプロセスが異常終了した場合、WebOTXでは自動で再起動する機能を提供しているため、別プロセスである可能性があります。

TPS10-01101メッセージが出力される具体的な原因として次の2点が考えられます。
・マルチプロセス環境で、CreateServerObject を行ったユーザアプリケーションのプロセスが異常終了した。
・CreateServerObject によってクライアントがリファレンスを取得した後に該当のユーザアプリケーションのプロセスが再起動され、その後再起動前の古いリファレンスを使用してReleaseServerObject の呼び出しが行われた。

TPS10-01101メッセージが出力されたこと自体は問題はありません。業務の実行で特に問題が発生していない場合、メッセージは無視して構いません。WebOTX停止時にTPS10-01101が出力された場合も問題ありません。

メッセージをsyslogへ出力したくない場合、出力を抑止することをご検討ください。メッセージ抑止方法はマニュアルをご覧ください。
[ オペレータメッセージ編 > 1.syslog、イベントログ > 1.3.メッセージカスタマイズについて > メッセージ抑止方法 ]

TPS10-01101メッセージ出力のきっかけとして、ユーザアプリケーションが異常終了している場合があるため、業務の実行で問題が発生している場合はアプリケーションが異常終了した原因を調査する必要があります。

問題がある場合は調査のため、以下の情報を送付してください。
・シスログまたはイベントログ(*.evt形式)
・<WebOTX install>\Trnsv\logs 配下全て
・<WebOTX install>\Trnsv\catalog\<システム名> 配下全て

関連FAQ:OTX-FAQ-000342

【対象製品】Application Server
【確認済みのバージョン】V5.2 V5.3
【確認済みのエディション】Standard
Enterprise
【確認済みの対象OS】すべて
【確認済みのJavaバージョン】すべて
【コンポーネント】TPモニタ
【カテゴリー】トラブルシューティング

製品名カテゴリ

WebOTX
WebOTX Application Server

  • コンテンツID: 3150102286
  • 公開日: 2011年03月31日
  • 最終更新日:2012年02月07日

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