【WebOTX VIS Connector】TPBASEの業務に接続する際に発生するエラー(OTX-FAQ-000218)
質問内容
1つのアプリケーショングループに2つのプロセスグループが存在する状態において、それぞれ別々のTPBASEの業務へ接続するとした場合、先に動作した方は正常に動作するのですが、もう片方のアプリケーションで、以下のエラーが発生します。
エラーコード:214
エラー内容:端末識別子、論理層シーケンス番号のセッションの取得に失敗しました。ホストに論理接続していない可能性があります。
先に動作する方は正常終了することから、各々の設定自体は問題ないと思います。論理接続するTPBASEの業務が2つ以上存在する場合には、どのような設定にしたらよいでしょうか?
回答内容
先に動作させたプロセスグループが展開済みの olfuwlsn.gw を利用して動作しており、後から動作させたプロセスグループは自動生成されたGWを利用して動作していると考えられます。
先に動作したプロセスグループからの接続では、olfuwlsn.gw と DEFAULT.term を参照しますが、olfuwlsn.gw と DEFAULT.term で定義している GROUPID が一致(どちらも GROUP1)するため正常に動作していました。後から動作したプロセスグループからの接続では、DEFAULT.gw を定義していないため GW の GROUPID が「リスナキュー名 + 4桁の通番」になり、DEFAULT.term で定義している GROUPID(GROUP1) と一致しないため、TPBASE 側で端末からの接続を拒否していました。
どちらのプロセスグループからの接続でも自動生成されたGWを利用する場合、以下を行なってください。
・展開済みの olfuwlsn.gw をメモリから削除する。
autoup.cnf からも削除する。
・DEFAULT.gw を定義する。
【対象製品】VIS Connector
【確認済みのバージョン】すべて
【確認済みのエディション】WebOTX AS Standard
WebOTX AS Enterprise
【確認済みの対象OS】すべて
【確認済みのJavaバージョン】すべて
【コンポーネント】ホスト連携
【カテゴリー】トラブルシューティング
製品名カテゴリ
WebOTX
WebOTX Application Server
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コンテンツID:
3150102311
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公開日:
2011年03月31日
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最終更新日:2014年11月11日
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