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よくあるご質問(サポートFAQ)

【WebOTX Application Server】OutOfMemoryエラー発生時のシステムの復旧・対処方法(OTX-FAQ-000219)

質問内容

WebOTXのログを確認したところ、「OutOfMemoryError : Java heap space」が出力され、ドメインが停止していました。復旧のためWebOTXのサービスを再起動したのですが状況は解消されません。システムの復旧・対処方法を教えてください。

回答内容

業務システムに対して現在のメモリ指定量では不足していることが原因と考えられます。

以下の手順でドメインを停止し、ヒープサイズを拡張後、ドメインが正常に起動するかを確認してください。

(1) ドメインの強制停止

コマンドプロンプト上で以下のコマンドを実行します。

 otxadmin stop-domain --force --wait_timeout 0 <ドメイン名>

wait_timeoutオプションは、通常停止処理を試みる時間 [秒] を指定します。ただ、今回の場合、既に通常停止処理を何回か試みて失敗していますので、すぐに強制停止を実行するよう、値を「0」としています。

(2) ドメインが停止していることを確認

 otxadmin list-domains で、対象のドメインの状態が「not running」であることを確認します。

(3) ヒープサイズの拡張

以下のファイルを編集します。
編集を誤るとドメインが起動しなくなるため、編集前にバックアップを取得しておきます。

<ドメインディレクトリ>\config\domain.xml

バックアップを取得後、上記のファイルをエディタで開き、<java-config>要素のmax-heap-size属性を現在の設定よりも大きな値に変更します。

【編集前】
<java-config …(略)… max-heap-size="128m" …(略)…>



【編集後】
<java-config …(略)… max-heap-size="512m" …(略)…>

※設定値内の"m"は、メガバイトを表します。

変更後、ファイルを保存します。

(4) ドメインの起動

ドメインが起動するかを確認します。

【対象製品】Application Server
【確認済みのバージョン】V8.2 V8.3
【確認済みのエディション】Foundation
Standard
Enterprise
【確認済みの対象OS】Windows
【確認済みのJavaバージョン】すべて
【コンポーネント】運用管理
【カテゴリー】トラブルシューティング

製品名カテゴリ

WebOTX
WebOTX Application Server

  • コンテンツID: 3150102312
  • 公開日: 2011年03月31日
  • 最終更新日:2018年06月12日

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