CORBAアプリケーションの場合、TPSUserTrace()を使用してログ出力を行っていただければ日時付きでログが出力されますが、既存のアプリケーションへの修正が必要となります。
アプリケーションに手を加えずに日付を出力させる方法として、コマンドからログのトレースレベルを一時的に変更する方法があります。
このとき、${PGNAME}.${PID}.log に以下のような日時付きログが出力されます。
2010/06/30 16:14:18.110|003: ChangeTrace finished.
このトレースレベルの変更には負荷がかかりませんので、これを利用し、スクリプトから定時にコマンドを実行してください。
なお、トレースレベルを変更するためのコマンドは以下になります。
otxadmin set -u admin -w adminadmin -H ホスト名 -p 管理ポート番号 tpsystem.applicationGroups.アプリケーショングループ名.processGroups.プロセスグループ名.traceLevel=6
既定値の場合「5」に設定されているので、一時的に「6」に変更するなどしていただければ日時付きログが出力されます。
【対象製品】Application Server
【確認済みのバージョン】V6 V7 V8 V9
【確認済みのエディション】 Foundation Standard Edition Enterprise Edition
【確認済みの対象OS】すべて
【確認済みのJavaバージョン】すべて
【コンポーネント】運用管理
【カテゴリー】開発/設計(性能チューニング)