【WebOTX Application Server】業務プロセスがアボート中の動作(OTX-FAQ-000291)
質問内容
実行時間上限タイムアウトにより業務プロセスがアボートする時、実行中のオペレーションがプロセス内に残っている場合には、オペレーションの完了を待ち合わせてからプロセス終了する認識です。
【質問1】
プロセスアボート中に、待ち合わせている実行中のオペレーションで実行時間上限タイムアウトが発生した場合、このオペレーションがクライアントにエラーを返却するタイミングを教えてください。
【質問2】
プロセスアボート発生時に、プロセスのキューにリクエストが滞留していた場合、それらのキューイング中のリクエストは処理されずにエラーとなるでしょうか。
エラーとなる場合、キューイング中のリクエストがエラーとなるタイミングを教えてください。
【質問3】
プロセスアボート中に、そのアボート処理中のプロセスのプロセスIDをセッションIDに含んだリクエストが来た場合はどのようになるでしょうか。
回答内容
【回答1】
実行時間上限のタイムアウト検出の時点でクライアントにエラー(NO_RESPONSE(3927))を返却します。プロセスの終了時ではありません。
【回答2】
キューに滞留しているリクエストは自動で再起動されたアプリケーションのプロセスで処理が実行されるため、エラーとはなりません。但し、処理可能なプロセスが起動するまではキューに滞留したまま待ち状態になります。Webアプリケーションを使用している場合は業務を再実行する必要があります。
【回答3】
該当のプロセスが無い場合はWebOTX内部で一旦エラーとなり、WebOTX内部でプロセスIDを削除して再度実行します。
再度実行する場合は、プロセスIDが削除されているため、プロセスグループのキューにキューイングされます。
クライアント側では業務を再実行する必要があります。
【対象製品】Application Server
【確認済みのバージョン】V6.5以降
【確認済みのエディション】Foundation
Standard
Enterprise
【確認済みの対象OS】すべて
【確認済みのJavaバージョン】すべて
【コンポーネント】TPモニタ
【カテゴリー】トラブルシューティング
製品名カテゴリ
WebOTX
WebOTX Application Server
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コンテンツID:
3150102363
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公開日:
2011年03月31日
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最終更新日:2020年06月16日
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