次のように設定を行ってください。
以下はWebOTX Webサーバ2.0 を利用していることを前提とした説明です。また、作業はドメインを停止して行ってください。
1. ior_workers.properties に "ajp13_original" を追加
<ドメインディレクトリ>/config/WebCont/ior_workers.properties
を開き、"worker.list" に "ajp13_original" を追加します。
|worker.list=otxiiop,ajp13_original
2. mod_jk_om-20.conf-auto に "JkMount" と "JkUnMount" を追加
<ドメインディレクトリ>/config/WebCont/mod_jk_om-20.conf-auto
を開き、"JkMount" と "JkUnMount" を追加します。
例えば、SampleAP というアプリケーションを配備した場合、次のように記載します。
|JkMount "/SampleAP/*" otxiiop … (a)
|JkUnMount "/SampleAP/*.html" otxiiop … (b)
|JkUnMount "/SampleAP/*.jpg" otxiiop … (c)
(a) により、SampleAP というアプリケーション配下にある Servlet や JSP へのリクエストを Webコンテナに転送します。
(b) により、SampleAP 配下の HTMLファイルへのアクセスは Webコンテナに転送せず Webサーバで処理します。
(c) により、SampleAP 配下の JPEGLファイルへのアクセスは Webコンテナに転送せず Webサーバで処理します。
上記の設定は、全てのリクエストはWebコンテナに転送するが、例外として転送しないものを JkUnMount に記載した例です。
逆に、Webコンテナに転送するリクエストを限定して JkMount のみ記載する方法もあります。
|JkMount "/SampleAP/aaa" otxiiop … Servlet
|JkMount "/SampleAP/bbb.jsp" otxiiop … JSP
どちらがより良いという事はありませんので、設定がしやすい方をご利用ください。
注意点)
mod_jk_om-20.conf-auto ファイルは WebOTX V8.x ではドメイン起動時に自動更新されます。したがって、V8.x では、mod_jk_om-20.conf-custom などとした別ファイルを作成してください。
【対象製品】Application Server
【確認済みのバージョン】V6.5 V7.1 V8.2 V8.3 V8.4
【確認済みのエディション】 すべて
【確認済みの対象OS】すべて
【確認済みのJavaバージョン】すべて
【コンポーネント】運用管理
【カテゴリー】運用/設定