原因としては、WebOTXの以下の動きによるもので、WebOTX起動時にcatalogディレクトリが参照できる状態になかったことが考えられます。
catalogディレクトリを共有ディスクなどに移動している場合、共有ディスクが接続されていないなど参照できない状態で、WebOTXを起動すると、catalogディレクトリが参照できないため、不正なシステムと認識して、該当のシステムの分離を実施し、この際にサービスを削除します。
復旧するためには、以下の手順を実施してください。
1.catalogディレクトリをバックアップしてください。
2.サービスマネージャから、WebOTX/COM Generator Serverを起動してください。起動完了後、サービスマネージャを閉じてください。
Windowsのサービスマネージャを開いていると後述の登録に失敗する場合がありますので、サービスマネージャは閉じた状態でコマンドを実行してください。
3.以下のコマンドにより、システムを登録してください。
wodysys -R <システム名> <対象システムのcatalogディレクトリへのパス>
4.サービスマネージャから、対象システムのサービスが追加されたことを確認し、対象のシステムに接続し、起動してください。
【対象製品】WebOTX/COM
【確認済みのバージョン】すべて
【確認済みのエディション】Standard、実行環境
【確認済みの対象OS】Windows(x86)
【コンポーネント】TPモニタ
【カテゴリー】運用/設定