統合運用管理ツールから、ログファイルの世代数を変更したところ、変更した箇所とは別の箇所の世代数が変更されていました。
WebOTXの一部のログを日付単位でローテートするために、log4otx.xmlを編集しRollingFileAppenderからDailyRollingFileAppenderに変更しましたが、これが影響しているのでしょうか。

はい。本件の原因としては、log4otx.xmlを修正した結果、DailyRollingFileAppenderとRollingFileAppenderの二つが含まれていることが考えられます。
WebOTXでは既定でRollingFileAppenderを提供しており、世代数を設定することが可能です。これをDailyRollingFileAppenderに変更した場合、DailyRollingFileAppenderは世代数のパラメータを持っていないため設定することはできません。
これにより、統合運用管理ツール上ではログファイルの世代数設定が一部ずれて表示されることが原因です。

上記のような場合、統合運用管理ツールを使用して世代数を設定することは出来ません。
このため、RollingFileAppenderに対して世代数を設定する場合は、直接log4otx.xmlに設定を行い、ドメインを再起動してください。

【対象製品】Application Server
【確認済みのバージョン】 V8.1 V8.2 V8.3
【確認済みのエディション】 Express Foundation Standard Edition Enterprise Edition
【確認済みの対象OS】すべて
【確認済みのJavaバージョン】すべて
【コンポーネント】運用管理
【カテゴリー】トラブルシューティング