①WebOTX Webサーバ(Apache)、JKプラグイン および Webコンテナで同時接続数に関するパラメータは以下の通りです。
・WebOTX Webサーバ(Apache)
server.WebServer.MaxClients (Apacheの最大同時接続数) … (1)
・JKプラグイン
worker.ajp13.connection_pool_size (プラグインモジュールの最大リクエスト数) … (2)
・Webコンテナ
[WebOTX V8]
server.http-service.http-listener.ajp-listener-1.max-processors (最大同時接続数)
server.http-service.http-listener.ajp-listener-1.min-processors (最小同時接続数)
server.http-service.http-listener.ajp-listener-1.limit-processors (スレッド不足警告メッセージのしきい値)
server.http-service.http-listener.ajp-listener-1.accept-count (ソケット待ち行列の数)
[WebOTX V9、V10]
server.thread-pools.thread-pool.http-thread-pool.max-thread-pool-size (最大同時接続数)
server.thread-pools.thread-pool.http-thread-pool.min-thread-pool-size (最小同時接続数)
server.thread-pools.thread-pool.http-thread-pool.limit-thread-pool-size (スレッド不足警告メッセージのしきい値)
server.network-config.transports.transport.tcp.accept-count (ソケット待ち行列の数)
それぞれのパラメータの設定の仕方によって動作は変わってきます。次の資料を参照していただき、意図する動作となるように適切な値を設定してください。
「WebOTX Application Server V8 構築ガイド」 > 多重度
「WebOTX Application Server V9.x 構築ガイド」 > 多重度
「WebOTX Application Server V10 構築ガイド」 > 多重度
http://jpn.nec.com/webotx/index.html（WebOTX）
→ダウンロード
→開発・構築時向け資料
②上記①の設定において、
(2)プラグインモジュールの最大リクエスト数 ＜ (1)Apacheの最大同時接続数 となるように設定すると、「プラグインモジュールの最大リクエスト数」を超えた場合に、プラグインから HTTP 500エラーが返却されます。500エラーが返却された場合にApache の ErrorDocument に任意の画面を表示できます。
例えば、プラグインモジュールで200以上のリクエストを受け付けた場合に、error500.html の内容をブラウザに表示させるためには以下のように設定します。
server.WebServer.MaxClients = 220 (200の1割程度多くリクエストを受付可能とする)
worker.ajp13.connection_pool_size = 200
{WebOTXインストールディレクトリ}/domains/{ドメイン名}/config/WebServer/httpd.conf に ErrorDocument 500 /error500.html を設定します。
【対象製品】Application Server
【確認済みのバージョン】V8～V10
【確認済みのエディション】すべて
【確認済みの対象OS】すべて
【確認済みのJavaバージョン】すべて
【コンポーネント】Webコンテナ
【カテゴリー】開発/設計(性能チューニング)