それぞれの設定コマンドは以下のとおりです。
○最大ヒープサイズの指定(256mに変更する場合)
以下のコマンドを実行してください。
otxadmin> set tpsystem.applicationGroups.<アプリケーショングループ名>.processGroups.<プロセスグループ名>.maxHeapSizeScale=1
otxadmin> set tpsystem.applicationGroups.<アプリケーショングループ名>.processGroups.<プロセスグループ名>.maxHeapSize=256
「その他の引数」にて、-Xmxにより最大ヒープサイズを指定している場合は、その他の引数の指定が優先されますので、以下のコマンドにより変更してください。
otxadmin> set tpsystem.applicationGroups.<アプリケーショングループ名>.processGroups.<プロセスグループ名>.otherArguments="-Xmx256m"
なお、ヒープサイズ以外にも「その他の引数」に指定している場合は、その内容も含めて指定してください。変更後は、プロセスグループを再起動してください。
○現在のヒープサイズの確認
・WebOTX V8以降のJava EEプロセスグループの場合
以下のコマンドの結果から現在のヒープサイズが確認できます。
otxadmin> get --monitor tpsystem.applicationGroups.<アプリケーショングループ名>.processGroups.<プロセスグループ名>.processes.*.jvm.HeapUsedSize-Current
また、以下のコマンドの結果からヒープサイズの最大値を確認できます。
otxadmin> get --monitor tpsystem.applicationGroups.<アプリケーショングループ名>.processGroups.<プロセスグループ名>.processes.*.jvm.HeapUsedSize-HighWaterMark
・上記以外の場合
申し訳ありませんが、上記以外(WebOTX V7以前やCORBA)の場合、コマンドから情報は採取できません
Javaが提供しているjstatコマンドやjconsoleなどのツールを利用して頂けますよう、お願い致します。
【対象製品】Application Server
【確認済みのバージョン】V6以降
【確認済みのエディション】Foundation
Standard
Enterprise
【確認済みの対象OS】すべて
【確認済みのJavaバージョン】すべて
【コンポーネント】TPモニタ
【カテゴリー】運用/設定