2009年1月出荷開始の NISMAIL Version 6.0 Release 3.0 以降における64bit 版製品のサーバ間転送機能(SCC) において、2.1GB を超える大容量ファイル転送機能を実装しています。大容量ファイル転送機能は、転送を行う双方が大容量ファイル転送機能に対応している場合、使用可能です。
ただし、NISMAIL Version 8.0 Release 2.0 以前の暗号化転送機能については大容量ファイル転送機能に対応しておりません。約2.1GB(2,147,483,647バイト)までの対応となります。NISMAIL Version 8.0 Release 3.0 以降に追加された暗号化転送機能(AES/TWINE 方式)については大容量ファイル転送機能に対応しております。
HTTPS転送機能についてはサーバ間転送機能(HST)、サーバ・クライアント間転送機能(HCT)、共に大容量ファイル転送が可能です。HTTPS転送を行う場合、サーバには下記のいずれか、クライアントには HTTPSオプションクライアントが必要です。
- NISMAIL Version 8.0 Release 2.0以降
- NISMAIL Version 8.0 Release 1.0 + HTTPSオプション
- NISMAIL/AD + HTTPSオプション
上記以外の場合は約2.1GB(2,147,483,647バイト)が上限値です。加えて、対ACOS-4 TCP/IP手順転送(TCF) においては下記の制限があります。
- 最大レコード長 :4,095バイト
- 最大レコード件数:10進数で7桁