NISMAIL:NISMAIL/NT と NISMAIL/NPT の違いについて教えてください
質問内容
NISMAIL/NT と NISMAIL/NPT の違いについて教えてください
回答内容
NISMAIL/NT は Windows プラットフォーム向け NISMAIL サーバ製品であり、自動でのファイル転送やアプリケーション連携機能、コード変換などを提供しています。
NISMAIL/NPT は、NISMAIL サーバ製品(NT/UX/Linux/AD) と送受信を行うための Windows プラットフォーム向け NISMAIL クライアント製品です。
API 部品提供(DLLでの提供)している製品となっているため、業務アプリケーション(主にGUI)の開発が必須となります。ただし、付属のサンプルプログラムを使用して NISMAIL サーバ製品とファイル転送を行うことも可能です。
なお、提供するAPI は 32bit となりますので、64bit OS上でご使用頂く場合でもAPI を使用するプログラムは 32bit で作成頂く必要があります。
アプリケーション連携機能を持っていないため、転送後のデータとアプリケーションの連携や転送異常時のリトライ制御など、必要に応じてお客様の方で組み込んで頂く必要があります。コード変換もサーバ製品側で行うことになります。
また、サーバ間転送は送信側からの接続で開始するのに対し、サーバ・クライアント間での転送の場合は送受信ともクライアント側からの接続で開始します。
アプリケーションと連携して自動的にファイル転送を行うような場合は NISMAIL/NT、クライアントでの手動操作をトリガーとしてサーバとの送受信を行うような場合は NISMAIL/NPT を選択頂くことになります。
その他の相違点と致しましては、下記のような点があります。
- NISMAIL/NT は、他の各種 NISMAIL 製品との通信をサポートしていますが、NISMAIL/NPT は NISMAIL サーバ製品との通信のみ可能です。
- NISMAIL/NT には暗号化転送機能を実装しておりますが、NISMAIL/NPT には暗号化転送機能は実装しておりません。
- NISMAIL/NT はプロセス常駐型ですが、NISMAIL/NPT は API 部品なのでプロセス常駐しません。
- NISMAIL/NT は転送状況、ジョブ状況などの状況表示、ログ出力など運用管理機能を持っています。
- 動作環境にも相違があります。詳しくはNISMAIL 動作環境をご参照下さい。
製品名カテゴリ
対象製品
-
コンテンツID:
3150102893
-
公開日:
2012年06月01日
-
最終更新日:2023年07月21日
アンケート
サポート情報充実のためアンケートにご協力をお願いいたします。
コメント欄: