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よくあるご質問(サポートFAQ)

【WebOTX WebAP JSP】WebAP JSP でのセッションタイムアウト(OTX-FAQ-000450)

質問内容

WebAP JSP で生成した画面にて、数時間放置していても画面操作を継続可能とする場合について以下の点を教えてください。

1)キャッシュ等による予期しない状態でのエラー発生は別として、単純にタイムアウトを発生させたくないとすると、どのような対応が必要になりますか?「サーバAPのリリース時間」を伸ばすこと以外にも必要な対応があれば教えてください。

2)上記でタイムアウト時間を伸ばした場合、何か弊害がありますか?例えば、不要となったセッション情報がゴミとして残り続ける等あれば教えてください。

回答内容

1)タイムアウト時間を 30 分以上にする場合は、「サーバAPのリリース時間」の値とWebコンテナのセッションタイムアウト時間を変更する必要があります。セッションタイムアウト時間の変更方法については以下を参照してください。

WebOTX Manual V8.3 (初版)
[リファレンス集 運用管理・設定編 > 1. コンフィグレーション(設定一覧) > 1.4. Webコンテナ > 1.4.7. HTTPセッション管理について > 1.4.7.2. WebOTXの基本的な設定]運用編

2)弊害としては以下が考えられます。
WebAP JSP では、ブラウザを×ボタンで終了させた場合、WebOTX - TPBASE 間のコネクションが開放されないため、通常はセッションタイムアウトが発生した際に WebOTX - TPBASE 間のコネクションを開放しています。セッションタイムアウト時間を長くした場合、長時間 WebOTX - TPBASE 間のコネクションが開放されないままとなります。 このため、セッションタイムアウトが発生する前に、新しくブラウザを起動し、TPBASE との通信を行うと、TPBASE とのコネクションが確立できない場合があります。上記の弊害については、以下の運用にすることで回避することが可能です。

・ブラウザを終了する場合は、WebAP JSP のタイムアウトフェーズを実行してからブラウザを終了する。

なお、MFDL 移行以外の場合はタイムアウトフェーズを手動で作成していただく必要があります。タイムアウトフェーズの作成については以下を参照してください。

WebOTX Manual V8.3 (初版)
[WebAP JSP > 運用編 > 2. 開発環境の運用 > 2.2. 運用 > 2.2.6. トランザクション管理 > 2.2.6.5. タイムアウトフェーズ]

上記マニュアル中に以下の記載がありますが、
---------------------------------------------------------------------------------
「2.トランザクションにタイムアウトフェーズを追加し、「フェーズ設定」ダイアログで
フェーズの設定を行います。」
---------------------------------------------------------------------------------
「フェーズ設定」ダイアログの「メソッド」タブで指定するメソッド名は「VCAUW_PLstop」を選択してください。

【対象製品】WebAP JSP
【確認済みのバージョン】すべて
【確認済みのエディション】WebOTX Standard
WebOTX Enterprise
【確認済みの対象OS】すべて
【確認済みのJavaバージョン】すべて
【カテゴリー】運用/設定

製品名カテゴリ

WebOTX
WebOTX Application Server

  • コンテンツID: 3150102942
  • 公開日: 2012年02月07日
  • 最終更新日:2017年11月29日

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