【WebOTX Application Server】運用管理コマンド(otxadmin)の配備コマンドでエラーが発生した場合の原因と対処法(OTX-FAQ-000567)
質問内容
運用管理コマンド(otxadmin)で、以下のコマンドにより配備を行ったところ、以下のエラーが発生しました。
原因と対処法を教えてください。
<~V8>
otxadmin> deploydir --user <USER> --password <PASSWORD> C:\foo\apps\myapp
CLI171 コマンド deploydir は失敗しました: アップロードに失敗しました。:オペレーション 'deploy' が 'applications' のRuntime MBeanにおいて失敗しました。
Target exception message: Unrecognized module type for C:fooappsmyapp; the archive may be incorrectly constructed, non-existent, or inaccessible from the server. For example, an application client jar should include the proper manifest file entry, and an ejb jar should contain at least one EJB.
<V9~>
otxadmin> deploydir --user <USER> --password <PASSWORD> C:\foo\apps\myapp
配備対象のファイルが存在しません。C:<Cドライブのカレントディレクトリ>\fooappsmyapp
コマンド deploydir が失敗しました。
回答内容
配備コマンドの実行方法及び入力方法に問題があります。
運用管理コマンド (otxadmin) のマルチモード (後述) でコマンドを実行する際は、バックスラッシュ (\) を二重 (\\) にする必要があります。
バックスラッシュを二重にしていないために、文字列 C:fooappsmyapp (~V8) または C:<Cドライブのカレントディレクトリ>\fooappsmyapp (V9~) を配備対象のアプリケーションが存在するディレクトリのパスであると解釈し、その結果アクセスできないためにエラーメッセージが出ています。
コマンドを以下のように入力して下さい。
otxadmin> deploydir --user <USER> --password <PASSWORD> C:\\foo\\apps\\myapp
運用管理コマンド (otxadmin) にはシングルモードとマルチモードがあります。
シングルモードとは、コマンドプロンプトで otxadmin.bat の後ろにコマンドを指定して実行した場合を指します。
マルチモードとは、otxadmin.bat の後ろにコマンドを続けずに実行した場合で、コンソールが "otxadmin> " となっているモードを指します。
シングルモードでは、バックスラッシュを二重にする必要はありません。シングルモードの場合は、以下のコマンドとなります。
C:\> otxadmin deploydir --user <USER> --password <PASSWORD> C:\foo\apps\myapp
【対象製品】Application Server
【確認済みのバージョン】すべて
【確認済みのエディション】すべて
【確認済みの対象OS】Windows
【確認済みのJavaバージョン】すべて
【コンポーネント】配備
【カテゴリー】トラブルシューティング
製品名カテゴリ
WebOTX
WebOTX Application Server
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コンテンツID:
3150102970
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公開日:
2012年02月07日
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最終更新日:2019年09月13日
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