WebOTXAgentService起動時に、イベントログに以下のようなログが出力されました。
『WebOTX AS Agent Service サービスを開始できませんでした。サービス固有のエラーが発生しました: 14』
ただし、起動に失敗しているにも関わらずWebOTXのサービスは起動されており、業務も動作しています。
これについて、どのような対策を行えばよいでしょうか。

イベントログを確認したところ、既定時間内にドメインのステータスが開始状態(starting)に移行しなかったため、本問題が発生したと考えられます。
開始状態(starting)へ移行するまでのタイムアウト時間は、既定で3分となっており、この時間内に開始状態に遷移しなかった場合、サービスにエラーを返却しますが、起動処理は続行します。

上記のタイムアウト時間は、下記の設定を行うことで変更することが可能です。
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1.<WebOTXインストールディレクトリ>/config ディレクトリ配下に otxadmin.properties ファイルを作成
2.otxadmin.propertiesにwaitDomainTimeoutパラメータと値を設定。(単位は秒です)
例)
waitDomainTimeout=180
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なお、詳細はWebOTXマニュアルの下記に記載しています。合わせて確認してください。
[運用編]-[5.障害解析]-[トラブルシューティング(障害解析)]-[サービス起動失敗・異常終了]-[ドメインの起動に失敗する。ドメインが異常終了する]-[otxadmin コマンドによるドメイン起動でタイムアウト]

【対象製品】Application Server
【確認済みのバージョン】V7.1 V8.1
【確認済みのエディション】 すべて
【確認済みの対象OS】Windows
【確認済みのJavaバージョン】すべて
【コンポーネント】運用管理
【カテゴリー】運用/設定