配備時に以下の警告メッセージが出力されました。配備自体は完了しているようで、アプリケーションにアクセスしたところ、正常に動作しています。警告の原因について教えてください。
また、別のプロセスグループで配備作業時間帯にスローダウンを検知しておりますが、警告メッセージと関係はありますか?
[警告メッセージ]
<アプリケーション名>の起動が確認できませんでした。起動に時間がかかっているか、あるいは起動時に問題が発生した可能性があります。プロセスグループ<プロセスグループ名>のログを確認してください。
アプリケーションの配備時には、TP モニタに対して、アプリケーションの起動を実行し、起動完了を待ちます。
このとき、起動に時間がかかるとタイムアウトして、待機を終了し警告が出ます。
タイムアウト後も TP モニタは起動処理を継続しますので、ストールしていなければ、いずれ起動が完了し、正常に動作します。
起動に時間がかかったものの正常に起動が完了したか、あるいはストールしているかは、プロセスグループのログから判断できます。
今回の場合、アプリケーションが問題なく動作していることから、起動に時間がかかったものの正常に起動が完了したと考えられます。
アプリケーションの起動処理に時間がかかった原因については、別プロセスグループでスローダウンが検出されていることから、マシン全体の動作が遅くなっていた可能性が考えられます。
詳細な調査が必要な場合は、以下のディレクトリ配下の全てのファイルを送付してください。
<WebOTXインストールディレクトリ>/domains/<ドメイン名>/logs
<WebOTXインストールディレクトリ>/domains/<ドメイン名>/config
【対象製品】Application Server
【確認済みのバージョン】すべて
【確認済みのエディション】Foundation Standard Enterprise
【確認済みの対象OS】すべて
【確認済みのJavaバージョン】すべて
【コンポーネント】配備
【カテゴリー】トラブルシューティング